伊予警察署>不審者等からの被害を避けるためのポイント

不審者等からの被害を避けるためのポイント

  @ 閑散とした場所で、一人歩きはなるべくしない。
  A 夜間は遠回りでも、明るい道を選ぶ。
  B 帰りの遅いときは、家の人に迎えに来てもらう。
  C 不審者に付けられたら、近くの家に助けを求める。
  D 携帯用防犯ブザーを活用する。
  E 身だしなみに注意し、華美な服装をしない。
  F 被害に遭いそうになったら、大声を出して助けを求め110番通報する。

関連事項

特殊詐欺被害防止

【令和4年中の特殊詐欺認知状況】
 愛媛県
(令和4年中)
認知総数 52件
       (前年比:-15件)
未遂件数 4件
被害総額 約1億5,000万円
       (前年比:-約9,000万円)
 伊予署
(令和4年中)
認知総数 4件
       (前年比:-2件)
未遂件数 0件
被害総額 約 600万円
       (前年比:-約100万円)

  ◎ 特殊詐欺とは
    振り込め詐欺(オレオレ詐欺・架空請求詐欺・融資保証金詐欺・還付金等詐欺)及び
   類似振り込め詐欺(未公開株・社債等の有価証券、外国通貨等の売買勧誘をめぐる詐欺等)をいいます。
     

伊予警察署管内における特殊詐欺発生状況(令和5年中)

☆(関係者のプライバシー等から、全件掲載しているものではありません。)

番号 発生日 被害者 手口 送金方法 被害額 備考
1 令和5年1月9日から同年1月10日までの間 60代
男性
架空料金請求詐欺 送付型【電子マネー】及び振込型
(パソコン画面に「ウイルスが潜入している。」旨の警告文が表示されたため、画面に表示された連絡先に電話したところ、大手ソフトウェア会社を騙る男性が応答し、ウイルス除去等の費用として、電子マネー及び現金の請求を受けた。被害者は、コンビニエンスストアで複数回に渡り計100万円分の電子マネーを購入し、パソコン上の入力フォームに同カードの番号を入力した上、指定された口座に、コンビニエンスストア設置のATMから現金20万円を振り込み、総額120万円を騙し取られる被害にあったもの。)
 120万円
 2  令和5年
2月3日
 90代
女性
 オレオレ詐欺 現金手交型
(自宅固定電話に、孫を騙った男性から「仕事で失敗して書類を書き間違えてしまい、お金が必要になった。いくらか融通してもらえないかな。」「取りに行ってくれる人がいるから、 来たら渡して。」等と電話があり、これを信用した被害者が、自宅を訪問した孫の知人を騙る男性に、現金500万円を手渡し、騙し取られる被害にあったもの。)
500万円   
 3
令和4年10月頃から令和5年2月9日までの間         60代
女性

架空料金請求詐欺
 
送付型【電子マネー】
(スマートフォンに「1億円が当選した。」とのショートメッセージが届き、記載されたサイトにアクセスしたところ、「手数料を支払って手続きすれば、当選金が受け取れる。」等のメッセージが表示され、以降、被害者は、コンビニエンスストアで複数回にわたって電子マネーを購入し、プリペイド番号を相手に伝えて、総額10万2,000円を騙し取られる被害にあったもの。      
 10万2,000円  
4 令和5年
6月29日 
 60代
女性
還付金詐欺  振込型
(自宅固定電話に、役場職員を名乗る男性らから「税金の払い過ぎで3万3,400円の還付金がある。」等と電話があり、町内のスーパーでATMを指示通り操作すると、相手方に現金が振り込まれ、約49万円を騙し取られる被害にあったもの。) 
 約49万円  
 5 令和5年
7月4日
60代
女性
還付金詐欺   振込型
(自宅固定電話に、役場職員を名乗る男性らから「税金の払い過ぎで3万3,400円の還付金がある。」等と電話があり、町内のスーパーでATMを指示通り操作すると、相手方に現金が振り込まれ、約49万円を騙し取られる被害にあったもの。) 
約49万円   
 6 令和5年
8月16日
40代
女性 
架空料金請求詐欺  送付型【電子マネー】
(携帯電話にNTTファイナンス従業員などを名乗る複数の男性から連絡があり、「動画サイト未払い料金を払わなければ、民事裁判手続きをされる。」などと言われ、被害者は市内のコンビニ3店舗で電子マネーを購入し、相手に電話でプリペイド番号を伝え、総額80万円を騙し取られる被害にあったもの。) 
 80万円  
7  令和5年
9月17日、
同年
9月18日
 70代
女性
架空料金請求詐欺  送付型【電子マネー】
(携帯電話に「料金について確認事項がある。」とのショートメールがあり、記載の連絡先に電話すると、男性から「利用料金未払いがあり、このままだと裁判を起こす。」などと言われ、被害者はコンビニで電子マネー30万円分を購入し、さらに翌日にも「まだ未払いがある。」と要求されて10万円分を購入し、それぞれプリペイド番号を相手に伝え、計40万円を騙し取られる被害にあったもの。) 
40万円   



特殊詐欺予防策のポイント


@ 身に覚えのない請求は対応しないようにし、警察に相談しましょう。
A 発送先が裁判所であるときは、発送元の裁判所の連絡先を調べて確認しましょう。
B 連絡先電話番号に問い合わせすると、ずっとかかってきます。メールも返信しないようにしましょう。
C あなたの個人情報を知らせてはいけません。
D 公的機関、警察官や弁護士をかたる等、詐欺の前兆と思われる不審電話がかかっています。
  「必ずもうかる。」等の話はありません。不審な電話はすぐに警察へ連絡してください。
E 警察庁のホームページで、これまで融資保証金詐欺で犯人グループが用いた送金先のリストを確認
 することができます。ダイレクトメール等に記載会社の所在地を確認しましょう。


【こんな電話は詐欺です!】
@ パンフレットが届いた人しか買えないので、代理で買わせてくれ。
           ⇒ 「代理は違法だ」とおどされます。
A 「ロト6」の当選番号を教えます。
           ⇒ 「ロト6」は、毎週月曜日と木曜日に抽選が行われ、当選番号はネットでその日のうちに公表されています。
B 医療費の還付金があります。
           ⇒ 還付金はATMでは受け取れません。
C オレだけど・・・電話番号が変わった。
           ⇒ 本当の息子さんに直ぐ電話をかけ確認してください。
D「レターパック」や「宅配便」で現金を送って
           ⇒ レターパックでお金は送れません。

【特殊詐欺にだまされないために、今すぐできる対策はコレ!!】
@ 在宅時も留守番電話にしておく。
A 電話帳(ハローページ)から名前を削除する。

〜あなたのご自宅に、いつ犯人から電話がかかってきてもおかしくありません。〜
不審な電話や郵便物があれば、迷わず市や町の消費生活相談窓口及び伊予警察署(又は警察総合相談電話#9110)にご連絡ください。

相談・問い合わせ電話
伊予署 警察相談電話
089-982-0110