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台風被害を想定した山間部孤立地区における安否確認訓練

 西条警察署管内では、平成27年7月、四国地方に上陸した台風11号による土砂崩れによって、山間部で孤立地区が発生しました。
 これを受け、災害発生時における初動対応の確認及び地域住民の防災意識の向上を図ることを目的に、平成27年9月7日、地域住民と連携した安否確認訓練を実施しました。

平成27年第2回西条警察署協議会で視察しました。

想定

 9月7日午前8時ころ、四国地方に接近した台風による大雨で、管内山間部(中奥地区)の道路が寸断し、大保木(おおふき)地区住民及び宿泊施設に宿泊していた石鎚山登山客が孤立しました。
 通報を受けた西条警察署では、現地に警察官を派遣し、崩落現場を徒歩で迂回した後、地域住民の自動車で自主避難場所の大保木公民館まで移動し、安否確認に当たることとしました。
 その後、公民館に到着した警察官が連合自治会長に住民の安否情報を確認したところ、連絡の取れていない方が1人いることが判明したため、現地に赴いて無事を確認し、自主避難場所まで誘導しました。



訓練の状況

崩落現場迂回と地元住民との連携による自主避難場所までの移動訓練

  



孤立世帯に対する安否確認訓練