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ドラムメジャーのつぶやき

最終回  ドリルの解説(3月28日更新)

第13回愛媛県警察音楽隊ふれ愛コンサートでは、多くの方にご来場いただき、ありがとうございました。
皆様の温かい拍手に励まされ、これからも精進していこうと決意を新たにしたところです。
先日のふれ愛コンサートでは、ステージドリル「THEATER」を観ていただきました。
最終回ですのでドリルの解説をしたいと思います。
今回のドリルは5曲で構成されています。
まず、『エレクトリック・ファンファーレ』です。
ドリルの始まりを華やかに彩るファンファーレを使用しました。
カラーガードはファンファーレの終わりにトスを行って、視覚的にもオープニングを印象付けています。


それに続く、『ジッパ・ディー・ドゥー・ダー』は、ディズニーランドのエレクトリカルパレードで使用されるファンファーレを選曲し、オーソドックスなマーチングスタイルで構成しました。
フォワード・マーチ(前進)やフォローザ・リーダー(先頭に続いて進む)、マークタイム・ピボット(足踏みをしながらの方向転換)を組み合わせつつ、左右にステップを踏む部分を作って緩急をつけています。
マーチングの基本の1つである“解散と集合”も若干意識しています。


続いては、アルトサックスのソロ曲、『炎のたからもの』です。
マーチングの編成で演奏できるよう、許可を取ってオリジナルの編曲をしています。
オープニングの雰囲気から一変し、バンドはあまり動かず、ソロとカラーガードで魅せていきます。
明るいオープニングからバラードにつなぐパターンは、当隊では定番になりつつあります。
今後もその方向性かどうかは検討中ですが。


そして『クラプキ巡査殿』です。前曲で落ち着いた雰囲気を打ち破ります。
照明も一気に明るくなり、フォーメーションを魅せるというよりも、演出重視の構成をしました。
カラーガードがポンポンを持ってはつらつと演技したり、トランペットとトロンボーンが掛け合いをしたり、様々なところで各隊員が自由に演技をしています。
演出を付けていく段階では、おおまかなイメージを伝え、どういった演技をするかは個々の隊員が考えています。
最終的に、全体のバランスを見て整えるという作り方をしました。

最後は、『オーバー・ザ・レインボー』です。トランペットのソロから始まり、その後、金管楽器と木管楽器がそれぞれのフォーメーションを展開していきます。
金管楽器は円を作り、木管楽器は2本の直線を作っていたのですが、これは「太陽」と「雨」をイメージしました。
「雨が降った後、太陽が昇って、光が満ちていく」というストーリーをフォーメーションで表現しました。
そして、強烈なリタルダント(速度を落とす)を経て、カンパニー・フロント(全員が楽器を上げ前進する)に続きます。
バンドは横一列、カラーガードはその後ろで大きくフラッグを振って、ドリルの一番の盛り上がりを演出します。
エンディングはテンポアップし、ステージ上を縦横無尽に動き回って終わります。









種明かしをするようで少し気恥ずかしいですが、簡単に「THEATER」を解説しました。
今後、ドリルを作られる方だけでなく、ドリルをより楽しむための参考になればと思います。
さて、不定期に掲載を連載させて頂きましたこの連載も、今回で最終回となります。
この連載を通じて、マーチングに興味が湧いたり、愛媛県警察音楽隊に対する理解が深まったりしていただければ、嬉しい限りです。
また、演奏会等で音楽隊員を見かけましたら、気軽に声をかけていただきたいと思います。
1年間、お付き合いいただきまして、ありがとうございました。

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