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ドラムメジャーのつぶやき

第7回 合宿訓練について(1月11日更新)

当隊は、昨年の12月に“特別強化合宿訓練”と称する集中訓練を2泊3日の日程で行いました。
この合宿訓練は毎年実施しており、近年は四国4県警察音楽隊演奏会でのドリル演奏の習熟に焦点を当てています。
通常のマーチング訓練は約3時間の訓練を月に数回行っているのみで、スケジュールの都合上、訓練日も連続していないため、このように集中した訓練を行うことが出来るというのは、マーチング技術の向上や演奏・演技の習熟にとって貴重な機会です。

合宿訓練の内容はといいますと、合奏訓練やドリル訓練のほかに、入隊してまだ年数の浅い隊員に対する講義形式の教養や、基本的技術を再確認し、身につけるための実技講習も行います。
体育館などの環境が整った施設に泊り込んでの訓練になりますから、朝から晩まで音楽漬けの時間を過ごすことになります。
夜間はそれぞれが自主的に演奏の訓練をしたり、体育館で動きの確認をしたりします。
他にも、カラーガードの隊員は時間いっぱいまで何度も繰り返し練習して、細かい動きをあわせたり、気になる演技を修正したりします。
合宿訓練は短い日数ながら密度の濃い練習が出来る場であるとともに、新しい試みや来年度への準備をする場でもあります。
以前、当隊では“エア・ブレード”というカラーガードの手具を取り入れたことがありました。
樹脂製のもので、回したり、投げたりと様々なテクニックを駆使して演技します。
残念ながら当隊では定着しませんでしたが、そういった新しい手具を今後のショーで取り入れることが可能かどうか、合宿訓練で試してみることもあります。
今年は、手具ではありませんが、フラッグのポールに入れる“バランサー”という重りを試してみました。
ポールというのは、フラッグを取り付けている棒のことですが、通常、ポールの太さは均一であり、単体ではちょうど真ん中でバランスが取れるようになっています。
では、それにフラッグを取り付けるとどうなるでしょうか?
フラッグはポールの端に取り付けるので、そうするとポールのバランスがフラッグ側に偏ってしまい、特に幡多を回転させながら投げ上げる“トス”という技のとき、回転が失速したり、回転の中心がずれて端がきれいになびかなかったりするのです。

バランサーは、フラッグを取り付けた側の反対側に入れることで、ポールのバランスを整えるアイテムです。
バランサー自体は以前から私も知っていたのですが、今回、やっと試すことができました。
使用した結果、感じたことは、個人的な技術の向上を第一としながらも、道具にも気を配ることで、より効果の高い訓練が可能になることもあるのだろうということです。
近年、短い間隔で様々な手具やアイテムが登場していますが、好奇心を忘れずに、常にアンテナを張り続けていこうと思いました。
バランサーの効果は本番のドリルをご覧くださいね。


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