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ドラムメジャーのつぶやき

第5回 マーチングの練習方法(11月2日更新)

今年も、四国4県警察音楽隊演奏会が近づいてきました。
愛媛・香川・徳島・高知の4県警察音楽隊が一堂に会し、迫力のある合同演奏や各県特色のあるドリル演奏を披露する演奏会です。
毎年各県が持ち回りで行っていて、今年は愛媛県での開催です。
私が始めてコンテを描いたのは2007年。
今から9年前のことです。
その年は徳島県で上記演奏会が開催され、ドラムメジャーとしてデビューしたのですが、警察音楽隊に入るまでは、マーチングをしたことがありませんでした。
マーチング自体はとても好きでしたが、観るのとやるのとでは大違い。
ましてや自分がショーを作るなんて!
前に出て指導するのも初めてで、四苦八苦しながらショーを作っていたのを思い出します。

さて、マーチングの練習に欠かせない、L字パターンという練習方法がありますので紹介します。
当隊の隊員も全員できますよ、きっと。
L字パターンとは文字通り、アルファベットのLの字を描くように動く練習で、動き方は次のようになります。

         MT8  FM8  LF4  FM8  AF4  FM8  RF4  FM8  AF4  MT8

いきなり記号が並んで何のことやら・・・という方のために説明しますと、MTは“マークタイム”の略で足踏みという意味です。
FMは“フォワードマーチ”の略で前進。
LF,AF,RFはそれぞれ、“レフトフェイス”、“アバウトフェイス”、“ライトフェイス”の略で、左向け、回れ右、右向けとなります。
これらの記号はコマンドとも呼ばれ、その後ろについている数字は拍数を表します。
この場合の動き方は、足踏みを8拍、8拍前進したあと4拍かけて左に向き、また8拍前進…と進んでいき、最後まで行うとLの字を往復して元の位置に戻るようになっています。
L字パターンは他にも、2拍かけて方向転換をする“ターン”にしたり、1拍で方向転換する“スピン”、足踏みしながら方向転換をする“ピポット”など、他にも様々なバリエーションを作ることができます。

L字パターンを練習することで、身に着くことはたくさんあります。
例えば、動作と動作のつなぎがスムーズになったり、ポイントと呼ばれる5m間隔で貼っている目印の使い方を理解できるようになったり。
基本の歩幅である、5mを8歩で歩く練習も出来ますし、挙げていけばきりがないほどです。
2人以上で行えば、列をそろえたり動作を合わせたりする練習にもなります。
5mを8歩で歩くということは、1歩分が62.5cm。
2歩分あればL字パターンが実施可能なので、62.5×2=125cm四方の狭いスペースでも練習できるというメリットもあります。

このL字パターンは、日本マーチングバンド協会の指導者ライセンス実技検定でも求められます。
「L字を制する者はマーチングを制する」と言うと言い過ぎかもしれませんが、マーチングに必要な動作の技術が詰まっていますので、当隊でも大事にしたいと考えている練習の1つです。

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