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ドラムメジャーのつぶやき

第3回 演奏しながら動く訓練(7月20日更新)

さて、先日は今年度3回目のマーチング訓練において、早くも実際に楽器を構え、演奏しながらの訓練を行いました。
厳しいスケジュールの中、ものすごいスピードで訓練は進むため、当隊においては、マーチングのみならず、全ての演奏活動について日頃からの準備は必要不可欠なのです。
まあ、準備が大切なのは当隊に限った話ではないのかもしれませんが。

楽器を構えて訓練するにあたって、3つの段階を意識しています。
それは、 1 楽器を構えた状態で、スティックによるカウントで動く。
      2 ピットパーカッション(動かない打楽器)の演奏のみで動く。
      3 全員が演奏しながら動く。
の3段階です。

まずはカウントでの訓練。
楽器を持つと、周囲の見え方が変わってきます。見えていたはずの目印(ポイント)が見えづらくなったり、楽器が邪魔して動きに支障が出たり。
そういったところを各自が確認し、対策・修正をしながら進めていきます。

次に、ピットパーカッションのみの演奏による訓練。
今までやっていたCD演奏での訓練とは、聞こえ方やノリが若干変わってきます。
また、テンポの拠り所がカウントからピットパーカッションになりますから、より楽曲を意識した動きへと昇華していきます。

最後に、全員が演奏しながらの訓練。
当隊では、この段階に入れば、短時間でドリルを通すことが出来るようになります。
そして、何度も何度も繰り返して訓練し、演奏と動きを頭と身体に染み込ませていくのです。 

ところで、皆さんは整列するとき、どのように列を整えますか?
「前へならえ」や「右へならえ」という言葉があるように、ほとんどの方は前の人や右の人を見て並ぶと思います。
では、斜めに並んだ人のラインはどうでしょう。

マーチングの世界では、前後に並んだ人の間隔を“ディスタンス”、横に並んだ人の間隔を“インターバル”と言います。
そして、前にならうことを“カバー”、右にならうことを“ドレス”と言います。

ディスタンスとインターバルが同じで、カバーとドレスが適切に行われていれば、斜めのラインは綺麗な45°を描きます(図1)。
カバーとドレスがちゃんと出来ているのに、斜めのラインが揃わない場合は、先頭の列のインターバル、もしくは列ごとのディスタンスが揃っていないことになります(図2、図3)。


少し専門的な話になってしまいました。
話を戻しますと、演奏しながら動けるようになった段階が本当のスタートです。
動きについては、ここからは「いかに列を綺麗にそろえるか」という点について、「斜めのライン」など様々な視点からアプローチしながら、整然としたフォーメーションを求めて訓練を続けていくのです。

動き中心の内容になってしまいましたが、もちろん演奏も同じように大切です!
次回はカラーガードについて少し触れてみたいと思います。

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