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第18回「空を飛ぶ金属の塊Vol.2」その9

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洗い場のないバスルームで、猫足のバスタブにゆっくりと浸かり、たっぷりと睡眠をとった翌朝イギリスの歴史を学ぶために、コッツウォルズへ向かいました。ロンドンから、オックスフォードを通過し昼食は、「きつね亭」で昼食(川魚料理)をいただきました。なだらかな丘陵地帯の中に、蜂蜜色をした建物群が静かにたたずんでいます。実に見事な景観でした。

ロンドンにとって返して、超有名なデパート?「ハロッズ」へ。ここでお土産を買いました。イギリスといえば紅茶ですよね?それも「アールグレイ」が最高にかっこいいです。(注:かっこいいと思ったのは何かの本で読んだ主人公がかっこよく、紅茶が大好きで銘柄はアールグレイだったからです。でも、日本でも売っていましたが・・・。)

紅茶

そうこうするうちに、夕食の時間です。イギリス最後の夜は、なんと「レバノン料理」の店をチョイスしていただきました。

私たち一行は、もちろんレバノン料理とやらを食したことはありません。レバノンの方々には申し訳ありませんが、名産品とか名物料理も知りません。まさに「未知との遭遇」です。緊張して待っていると、たくさんの料理が運ばれてきました。・・・が、すいません、あまり覚えておりません。覚えているのは、レバノンビールとレバノンワインをしこたまいただいたことと、トイレがさびしい地下にあって、何かあったらどうしようかと不安に駆られたことくらいです。

さて、一夜明け帰国の途に。ウィーン経由で関空まで帰ります。ウィーンからは機材が違いますので、空港で待ち時間があります。搭乗口を確認してから(そのときは確かに表示板がKANSAIとなっておりました)カフェでコーヒータイムです。

そのとき、「関西国際空港行きオーストリア航空○○便は、機材の調整のため2時間程度出発が遅れます。」との放送がありました。

しかたがないので、コーヒータイムからランチタイムに変更。ゆっくりと食事とビールを楽しみました。
搭乗開始時間が近づき、カフェを出たところでトイレに行きたくなった私は行き先を他の方々に伝えて、数分間その場を離れました。

そして・・・事件は起こったのです!!

ビジネスマン

戻ってみると、誰も居ません。先刻確認した搭乗口にはもう行列ができています。私はとっさに、「先に乗り込んだに違いない。薄情なおっさんやなぁ(先生!すいません!!)」と思い込み、列に並びました。搭乗券はそれぞれが持っていましたので問題はありません。でも・・・・・。ちょっと雰囲気が違うような感じがします。並んでいる人たちの服装が実に地味なのと、関空行きなのにもかかわらず日本人と思われる人が一人もいません。少し不安になりつつも、列に並んでおりました。そして私の番がきたところで、チケットを見る前に係員が「ちょっと待て!(以下聞き取れず?????)」と私を制止しました。何事かと思っていると、彼はしきりに搭乗口の表示板(頭上にあります)を指し示しています。何事かと表示板に目をやると、確かに先ほどまで「KANSAI」と表示があったのですが、行き先の綴りがKから始まっておりません。よくよく見ると・・・・・・なんと「サラエボ」!!!!!

実は機材遅延のため搭乗口が変わっていたのです。私は人生最速の「アバウト・フェイス(まわれ右)」でその場を離脱しました。

その時、「おお!何しよるんぞ!」と流暢な日本語が聞こえてきました。見ると、薄情な・・いえいえ懐かしい面々がそこに光臨されていたのです。
ホッとしながらも、「どこに行っていたんですか?私は、危うくサラエボへ・・・・云々」
後はみんなで大笑い(こちらは半泣き)という落ちが付いた次第です。

ラーメン

その後、無事に関空行きに搭乗し、途中で出された「チ○ンラーメン小」に舌鼓を打ち、機内に充満するスープの香りを子守唄がわりに深い眠りに落ちたのでした。

以上、忙しさにかまけて、なかなか筆が進まず、ご迷惑をおかけいたしましたが「空を飛ぶ金属の固まり Vol2」一巻の終わりでございます。
これに懲りず、また音楽隊サイトをご訪問ください。ひょっとすると新連載が始まるかも知れません。

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