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第17回「空を飛ぶ金属の塊Vol.2」その8

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しばらく休憩の後、今日のメインであるロンドンフィルの演奏会のために、ロイヤル・アルバート・ホールへと出発です。

ホールのレストランで夕食をとった後、いざ会場へ…。案内された席は、舞台上手(舞台に向かって右)のチェロ群の真後ろでした。

指揮はクルト・マズア、ヴァイオリンソロはサラ・チャンです。(生で見るのは初めて!)最初の曲は忘れましたが、ドボルザークのバイオリン協奏曲のあとシューマンの交響曲第一番「春」で終演。満足しました。

桜

ホテルに戻り私とツアコンは「本場のスコッチを堪能するぞ。」と1階のバーで、手ごろな値段のスカッチ(こう発音しました。)

をダブルでオーダーし、頼みもしないのに勝手に出てきたおつまみ?を食べながらこれからの行程を予習していました。

日本語が聞こえてきたので、フロントを見ると(私たちの席から直線距離15メートルくらいです。)、ツアー仲間のとある方が係員とバトル中です。何か困っているというか怒っているというか(困っているのがフロントの係員で怒っているのが、とある方です。)9割日本語で聞こえてきました。

これは一大事とすかさず走り寄り「どうしたんですか?」と聞くと、とある方曰く「おー、ええとこへ来た。部屋の鍵が壊れとってドアが開かんのよ。」「なるほど、では」とツアコンがこの事態をフロント係に説明しようとしたのですが、私が何気なくそのカードキーを見ますと…。(うん?色が違う?私のカードキーは銀色、でもこれは黒色??????????)

ドア

「失礼します!」とお断りを述べ、そのカードキーを手に取ると、(これは!!まさに昨日のホテルのキー……。正直に言ったほうが、でも恥をかかすわけには・・・・。)しかし、よく考えると日本語がわかる者は、私たち3人だけ。私は意を決して「これは、ハンガリーのホテルのカードです。これでは開きません!!」

すると、「おお、そうか。ポケットに入っとった。」と何事もなかったかのように、エレベーターに乗られたのでした。これにて一件落着。

フロント係の苦笑いと、おいしいスカッチでイギリスの初日は更けていったのでした。

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