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第1回「音楽と料理」

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「演奏」と「料理」、一見何の関係もないように思えるジャンルですが、実はそのプロセスが酷似しているのです。

例えば、おいしい料理を作るためには好い食材を選びます。この食材が音楽においては演奏者となるわけです。ただ音楽隊には残念ながら野球のドラフト制度のようなものはありませんし、楽器をさわったことのない初心者も入隊してきますので、市場に並んでいる良い食材を選ぶようなことはできません。ですから、猛練習をして好い食材となってもらうしか方法は無いわけです。

食材を選んだら、だしをとります。だしは料理のベースになるものですから非常に重要な位置を占めています。このだしは演奏においては、音楽に取り組む姿勢や意識と言い換えられるのではないでしょうか。つまりその姿勢や意識が高ければ高いほど演奏の好いベースになるわけです。

そして料理の種類によって食材を炒めたり、煮たり、揚げたりと様々な調理法を使い分けますが、最終的には味付けです。基本的には各食材から味が出ていますので、あとは調味料を使って食べた人がおいしいと感じるように持って行くだけです。

ここがシェフ(指揮者)の腕の見せ所です。食材(演奏者)の味を最大限引き出すような味付けをしなくてはならないからです。ですから絶妙なバランス感覚が要求されます。味のバランス(例えば楽器間の音量や、ハーモニーのバランス)を間違えれば、その料理はとても人には出せないもの(聴いてもらえない演奏)となってしまいます。

今回が連載第1回ですので、私が日頃個人的に考えていることをおおまかに説明しました。メインは私の勝手料理のレシピですので、気軽に読んでいただけたらと思っています。音楽の話も少し交えながらの連載といたしますのでよろしくお願いします。

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