登山上の注意事項

〇登山届を必ず提出してください
公益社団法人日本山岳ガイド協会のオンライン登山届受理システム「コンパス」から届出ができます。
※「コンパス」は、公益社団法人日本山岳ガイド協会が運営している登山届受理システムです。
愛媛県警察では、山岳遭難等の事故があった場合に、協定に基づいて、このシステムに登録された 情報を閲覧し、捜索・救助活動に活用できることとなりました。

これまでどおり警察署、交番、駐在所、登山口の山小屋、ロープウェイ乗場、登山ポスト等への提出もできます。また、家族、勤務先、学校等への連絡をしましょう。
コンパスページは画像をクリック
〇計画にゆとりを
 体力、経験、技術にあった山、コースを選んで下さい。
 日程に余裕をもってください。(トラブルで日程が遅れることがあります。)
〇気象情報に気配りを
 山の気候は急変して回復が遅れます。天気予報に注意して下さい。
 防寒対策を十分にとって下さい。
〇装備、食料は十分に
 雨具、非常食、ヘッドランプ、地図、コンパスは登山の必需品です。
 日帰り登山でも必ず準備しましょう。万一の場合あなたを守ります。
〇体調を整えて
 日頃から十分トレーニングをしておきましょう。
 体調が悪い時は自重しましょう。
 体の変調に気付いたら早めに下山しましょう。
 持病のある方は日頃から健康診断を受けておきましょう。
〇保険加入を
 万一に備えて山岳保険に加入しておきましょう。捜索には多額の費用がかかります。

事故は下山中に多く発生しています

足元に気を取られて足元だけを見て歩いていると、道迷いの原因になります。
歩くときは、時々周囲の景色等に注意しましょう。
浮石に乗ったり、タテに伸びている木の枝を踏むと思わぬ怪我をします。慎重に歩きましょう。

昨年は、夕方暗く成り掛けてから無理に下山し、道迷いとなり、救助要請をしてきた事案が散見されました。行動にゆとりを持つとともに、万が一に備えて灯火具等を準備しておきましょう。
山では暗くなれば一寸先も見えず、ましてやちゃんとした道など殆どありません。目印もなく、迷うのが当たり前です。それでも、あなたは前に進みますか…?