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令和2年中の定例会議開催概要

公安委員会定例会議(第32回)の開催状況

  1. 日 時
    令和2年12月18日(金)
    午前9時30分 〜 午前11時30分

  2. 出席者 曽我部委員長、渡部委員、増田委員
    本部長、総務室長、警務部長、首席監察官、生活安全部長、刑事部長、交通部長、警察学校長、情報通信部長、総務課長、公安課長
  3. 議事の概要

渡部委員説示

 今年の流行語年間大賞に「三密」が選ばれていますが、今年の流行語トップテンを見ても、コロナ時代を反映したものが多く選ばれているようです。
先行きの見えない時代ですが、こうした時代こそ、笑顔が大事ではないかと考えています。引き続き、笑顔を忘れずに、同じ方向を向きつつ業務を推進していきましょう。
 今年1年、ご苦労様でした。

決裁事項

  1. 公安委員会定例会議の会議録
     総務室から、令和2年第31回公安委員会定例会議の会議録について伺いがあり了承した。
  2. 公安委員会宛て苦情申出の受理
     総務室から、公安委員会宛て苦情申出の受理について伺いがあり了承した。
  3. 公安委員会表彰の推薦
     交通部から、公安委員会表彰(感謝状)の推薦があり了承した。

報告事項

  1. 令和2年12月定例県議会の開催結果
     総務室長から、令和2年12月定例県議会の開催結果について報告があった。 
  2. 松山東警察署庁舎新築工事の進捗状況
     警務部長から、松山東警察署庁舎新築工事の進捗状況について報告があった。
      委員から、
     工事中、各種事故がないよう努めていただきたい。
     新築工事に関して、住民に負担をかける部分もあると思うが、しっかりと説明をし、理解や協力を得つつ進めていただきたい。
    との発言があった。
  3. 令和3年「110番の日」広報行事の実施予定
      生活安全部長から、令和3年「110番の日」広報行事の実施予定について報告があった。
      委員から、
     インパクトある形での広報となっている。引き続き、110番の正しい利用について、効果的な広報等に努めていただきたい。
    との発言があった。
  4. 傷害事件被疑者の検挙
      刑事部長から、傷害事件被疑者の検挙について報告があった。
  5. 訟務案件に関する報告
      首席監察官から、訟務案件に関する報告があった。
  6. 監察案件に関する報告
      首席監察官から、監察案件に関する報告があった。

その他

  1.  委員から、「新型コロナ関係では、現場が苦労しているのではないかと心配している。現場が、しっかりと自らの業務をこなすことができるよう、幹部は、@現場に余計な負担をかけない、A現場の意見に耳を傾けるなど、その職場環境にも配慮をしていただきたい」、「何事に対しても、最悪を想定した上で対策を練っておいていただきたい」との発言があった。
  2.  本部長から、「何事も、単にルールを多くすればよいというものではなく、そのルールをどれだけ一人一人が自覚を持って守るかということが重要であり、その自覚をいかに持たせていくか、考えつつ進めていきたい」との発言があった。

公安委員会定例会議(第31回)の開催状況

  1. 日 時
    令和2年12月9日(水)
    午後1時30分 〜 午後4時00分

  2. 出席者 曽我部委員長、渡部委員、増田委員
    本部長、総務室長、警務部長、首席監察官、生活安全部長、刑事部長、交通部長、警備部長、警察学校長、情報通信部長、総務課長
  3. 議事の概要

委員長説示

 新型コロナウイルスは、県内でも猛威を振るっており、数多くの年末年始のイベントも中止となりました。引き続き、感染症対策には万全を期していきたいものです。
 さて、先月、ホンダが、世界初となるレベル3自動運転車の型式指定を国交省から取得したとの報道がありました。自動運転技術は日々進歩し、将来的には、手放しでドライブが楽しめる時代が到来するでしょうが、こうした便利さは、危険と隣り合わせであることを、常に意識しておかなければなりません。
 私の会社では、かつて、完全自動化の機械を作り上げたことがありました。安全面には考えうる限りの対策を講じましたが、半年で重大事故が発生してしまいました。検証をしてみると、我々が考えもつかなかった想定外の事態が発生していたことが分かりました。
 技術の進歩により手に入れた便利さは、真に安全性が担保されているか、常にチェックを入れていきたいものです。

決裁事項

  1. 公安委員会定例会議の会議録
     総務室から、令和2年第30回公安委員会定例会議の会議録について伺いがあり了承した。
  2. 公安委員会宛て苦情申出書に対する回答
     総務室から、公安委員会宛て苦情申出書に対する回答について伺いがあり了承した。
  3. パブリックコメントの作成
     刑事部から、パブリックコメント(愛媛県特殊詐欺等撲滅条例(案))の作成について伺いがあり了承した。
  4. 特定抗争指定暴力団等の指定に係る指定期限の延長
     刑事部から、特定抗争指定暴力団等の指定に係る指定期限の延長について伺いがあり了承した。 
  5. 愛媛県暴力団排除条例改正に伴う愛媛県暴力団排除条例施行規則の制定
     刑事部から、愛媛県暴力団排除条例改正に伴う愛媛県暴力団排除条例施行規則の制定について伺いがあり了承した。
  6. 愛媛県公安委員会事務専決規程の一部改正
     刑事部から、愛媛県公安委員会事務専決規程の一部改正について伺いがあり了承した。
  7. 運転免許の行政処分に係る意見の聴取・聴聞
     交通部から、運転免許の行政処分に係る意見の聴取及び聴聞結果について報告があり、審議の結果34件の行政処分の決定について伺いがあり了承した。

報告事項

  1. 無観客による「愛媛県警察音楽隊コンサート」の配信予定
     総務室長から、無観客による「愛媛県警察音楽隊コンサート」の配信予定について報告があった。
     委員から、
     コロナ禍により無観客の開催となるが、こういう形で発信できてよかったと考えている。
    との発言があった。
  2. 令和3年愛媛県警察観閲式の開催方針
     警務部長から、令和3年愛媛県警察観閲式の開催方針について報告があった。
      委員から、
     感染症対策も万全としていただきたい。
     職員の士気向上につなげていただきたい。
    との発言があった。
  3. 年末の交通安全県民運動の実施
      交通部長から、年末の交通安全県民運動の実施について報告があった。
      委員から、
     年末は交通量の増加も予想されるが、死亡事故抑止対策に万全を期していただきたい。
     横断歩道外を横断中の高齢者が事故に巻き込まれるケースもあり、各種機会を通じて高齢者に対する指導教養を行っていただきたい。
    との発言があった。
  4. 苦情の受理及び処理の状況
      総務室から、苦情の受理及び処理状況(令和2年11月末)について報告があった。

その他

  1.  本部長から、「警察業務においても、時代の要請の中、科学技術を用いる必要があるものも増えていくと思われるが、我々の業務は、人の人生を左右するものがあることを念頭に、委員説示のとおり、常に便利になることに対する注意喚起を忘れることなく、すべてを機械等に任せるのではなく、人間による慎重な判断が必要なところはしっかりと見極めていきたい」との発言があった。

公安委員会定例会議(第30回)の開催状況

  1. 日 時
    令和2年12月2日(水)
    午後1時30分 〜 午後3時00分

  2. 出席者 曽我部委員長、渡部委員、増田委員
    本部長、総務室長、警務部長、首席監察官、生活安全部長、刑事部長、交通部長、警備部長、警察学校長、情報通信部長
  3. 議事の概要

増田委員説示

 新型コロナウイルスの感染拡大になかなか歯止めがかからない状況にあります。しかし、どんなに先の見えないときでも必ず一筋の光はさしているものです。
かつて見たテレビのコマーシャルでは、京都の町を一匹の子犬が彷徨い歩き、大きな木の下で雨宿りをし、雨が上がるとまたトコトコと歩き始め、その最後に、「元気で。とりあえず元気で。みんな元気で」と呼びかけていました。皆さんにも同じ言葉を贈りたいと思います。
 1950年から、アメリカのチャールズ・シュルツが50年間描き続けた「ピーナッツ」という漫画には、ビーグル犬スヌーピーが登場します。飼い主の少年チャーリー・ブラウンは、残りの人生を犬を幸せにすることに捧げると宣言して小学校を辞め、スヌーピーに好きなものばかりを食べさせた結果、スヌーピーは獣医にかかる羽目になります。チャーリー少年は、「幸せにしてあげようと頑張ったけど、うまくいかなくてごめん」と謝りますが、スヌーピーは、「僕はとっくに幸せだったよ」と答えるのです。
 たとえ結果がついてこなくとも、一生懸命に取り組んでいれば、そしてお互いの信頼があれば、認めてもらえることもあるということではないでしょうか。
 結果を残すことは重要なことではありますが、結果に至るまでの過程にも目を向け、適切に評価をしていきたいものです。

決裁事項

  1. 公安委員会定例会議の会議録
     総務室から、令和2年第29回公安委員会定例会議の会議録について伺いがあり了承した。
  2. 公安委員会宛て苦情申出の受理
     総務室から、公安委員会宛て苦情申出の受理について伺いがあり了承した。
  3. 公安委員会宛て苦情申出書に対する回答
     総務室から、公安委員会宛て苦情申出書に対する回答について伺いがあり了承した。

報告事項

  1. 令和3年愛媛県警察運営目標(案)
     警務部長から、令和3年愛媛県警察運営目標(案)について報告があった。
     委員から、
     良い目標と思う。県民の安全安心の確保に向け頑張っていただきたい。
     コロナ禍で社会が一変する中、未来を志向して考えていくことは大事である。しっかりと実践していただきたい。
    との発言があった。
  2. 横断歩道における交通事故抑止対策の推進状況
     交通部長から、横断歩道における交通事故抑止対策の推進状況について報告があった。
      委員から、
     横断歩道における取締りについて、しっかりと広報をしていただきたい。
     歩行者側に求められる、@横断歩道を渡る際の意思表示をしっかりと行うこと、A前方のみでなく横からも視認可能な反射材等を着用すること、などの事故防止対策も、浸透させていただきたい。
     高齢者事故防止について、家族への指導なども必要ではないか。
    との発言があった。
  3. 損害賠償事案の知事専決処分
      首席監察官から、損害賠償事案の知事専決処分について報告があった。
  4. 飲食店営業を営む者に対する不利益処分に係る聴聞の実施
      生活安全部から、飲食店営業を営む者に対する不利益処分に係る聴聞の実施について報告があった。

    その他

    1.  本部長から、「委員説示のとおり、我々の業務には、明確な結果が出ないものもあるが、このような業務についても、適切な評価を行うことのできる環境を作っていきたい」との発言があった。

    公安委員会定例会議(第29回)の開催状況

    1. 日 時
      令和2年11月25日(水)
      午後1時30分 〜 午後4時50分

    2. 出席者 曽我部委員長、渡部委員、増田委員
      本部長、総務室長、警務部長、首席監察官、生活安全部長、刑事部長、交通部長、警備部長、警察学校長、情報通信部長、総務課長
    3. 議事の概要

    委員長説示

     災害などの大惨事が発生した際には、不確かな噂や根も葉もないデマが飛び交うことで、大勢の人の心が傷つけられた事例が多数ありました。
      連日、新型コロナウイルスの感染拡大が続いている旨の報道がされていますが、コロナ禍の今も、様々な噂やデマが飛び交っています。コロナから身を守ることは大事ですが、不確かな情報に振り回され、むやみやたらに感染者を攻撃することは絶対に避けなければなりません。「恐れるのは人ではなくウイルスである」ということを常に心に留め置く必要があります。
     警察の仕事は、人に接することが多いため、感染症の予防対策を十分に行うことは必要ですが、万一職員が感染した際の備えも万全としておかなければなりません。そのためには、職員が体調を崩した場合に相談しやすい環境づくりを進めることが重要であり、併せて、万一感染した場合には、周りが優しくサポートを行い、職員が心に傷を負うことのなきよう努めていただきたいと思います。

    決裁事項

    1. 公安委員会定例会議の会議録
       総務室から、令和2年第28回公安委員会定例会議の会議録について伺いがあり了承した。
    2. 公安委員会宛て苦情申出の受理
       総務室から、公安委員会宛て苦情申出の受理(2件)について伺いがあり了承した。
    3. 公安委員会宛て苦情申出書に対する回答
       総務室から、公安委員会宛て苦情申出書に対する回答について伺いがあり了承した。
    4. 審査請求の申立て
       警務部から、審査請求の申立てに関する報告があり了承した。
    5. 禁止命令等実施報告
       生活安全部から、禁止命令等実施報告があり了承した。
    6. 審査請求の審理経過及び裁決
       交通部から、審査請求の審理経過及び裁決に関する伺いがあり了承した。
    7. 愛媛県道路交通規則等の改正
       交通部から、愛媛県道路交通規則等の改正について伺いがあり了承した。
    8. 自動車運転免許技能試験官の指定
       交通部から、自動車運転免許技能試験官の指定について伺いがあり了承した。
    9. 運転免許の行政処分に係る意見の聴取・聴聞
       交通部から、運転免許の行政処分に係る意見の聴取及び聴聞結果について報告があり、審議の結果22件の行政処分の決定について伺いがあり了承した。

    報告事項

    1. 令和2年12月定例県議会の開催日程
        総務室長から、令和2年12月定例県議会の開催日程について報告があった。
    2. 令和2年度ひめワーク・セミナーの開催状況
       警務部長から、令和2年度ひめワーク・セミナーの開催状況について報告があった。
       委員から、
       引き続き、各種教養と実践を併せて実施していただきたい。
      との発言があった。
    3. 児童虐待の現状と児童相談所との合同訓練の実施
       生活安全部長から、児童虐待の現状と児童相談所との合同訓練の実施について報告があった。
       委員から、
       非常に難しい対応となる場合もあるが、引き続き、しっかりと対応をしていただきたい。
       関係機関との連携を進めていってほしい。
      との発言があった。
    4. 「伊方発電所サイバー攻撃共同対処訓練」の実施結果
        警備部長から、「伊方発電所サイバー攻撃共同対処訓練」の実施結果について報告があった。
    5. 令和3年愛媛県警察運営目標
       警務部から、令和3年愛媛県警察運営目標(案)について報告があった。
    6. 殉職・受傷事故防止対策の実施状況
       生活安全部から、殉職・受傷事故防止対策の実施状況について報告があった。
       委員から、
       装備品をしっかりと活用して、殉職・受傷事故の絶無を期していただきたい。
      との発言があった。
    7. 客引きからの突き上げ捜査による組織的犯罪処罰法違反事件の検挙
       生活安全部から、客引きからの突き上げ捜査による組織的犯罪処罰法違反事件の検挙について報告があった。
    8. 新型コロナウイルス感染症対策の取組状況
       警備部から、新型コロナウイルス感染症対策の取組状況について報告があった。

    その他

    1.  本部長から、「委員説示のとおり、引き続き、新型コロナウイルス感染症対策をしっかりと行うことと併せて、些細なことでも報告しやすい雰囲気と、職員全員に安心感を持ってもらうような環境づくりに努めていきたい」との発言があった。

    公安委員会定例会議(第28回)の開催状況

    1. 日 時
      令和2年11月11日(水)
      午後1時30分 〜 午後3時40分

    2. 出席者 曽我部委員長、渡部委員、増田委員
      本部長、総務室長、警務部長、首席監察官、生活安全部長、刑事部長、交通部長、警備部長、警察学校長、情報通信部長、総務課長
    3. 議事の概要

    委員長説示

     今日は、「観察」と「洞察」の重要性について話します。
      10年ほど前、私の会社では、機械が故障することで、何度も製造業務に支障が生じていました。そこで、従業員が10分ないし20分単位で見回りを行い、機械を徹底的に観察した状態を仔細に検討したところ、製造プロセスにおいて、表面には表れない故障に至るいくつかの原因が想定されたので、この“見えない原因”に絞った各種対策を進めた結果、故障も減り、製造業務がスムーズに進み出しました。
     このように、ありのままの状態を注意深く、細かな点まで見て理解する「観察」と、その観察を手掛かりとして、知識や経験を頼りに、見えないところを見抜く「洞察」は、いずれが欠けても本質には迫ることはできません。
     警察が取り扱う業務は様々なものがありますが、すべてにおいて、徹底した観察と洞察は必要となってきます。日頃から、意識的にこの観察及び洞察をこなすことのできる人材を育て、県民の安全・安心を守っていただきたいと考えます。

    決裁事項

    1. 公安委員会定例会議の会議録
       総務室から、令和2年第27回公安委員会定例会議の会議録について伺いがあり了承した。
    2. 運転免許の行政処分に係る意見の聴取・聴聞
       交通部から、運転免許の行政処分に係る意見の聴取及び聴聞結果について報告があり、審議の結果18件の行政処分の決定について伺いがあり了承した。

    報告事項

    1. 令和2年度第1回警察署協議会の開催状況
        総務室長から、令和2年度第1回警察署協議会の開催状況について報告があった。
       委員から、
       話し合いの中でより良い結論を導き出せる機会を、引き続き作っていただきたい。
      との発言があった。
    2. リスクマネジメント研修会の開催結果
       警務部長から、リスクマネジメント研修会の開催結果について報告があった。
    3. 客引きからの突き上げ捜査による違法風俗店の摘発
       生活安全部長から、客引きからの突き上げ捜査による違法風俗店の摘発について報告があった。
       委員から、
       引き続き、各種繁華街対策を進めていただきたい。
      との発言があった。
    4. 窃盗被疑者の逮捕
       生活安全部長から、窃盗(払出盗)被疑者の逮捕について報告があった。
    5. 特殊詐欺被害防止CM動画の制作
       生活安全部長から、特殊詐欺被害防止CMの動画の制作について報告があった。
    6. 横断歩道における一時停止率向上に向けた取組の開始
       交通部長から、横断歩道における一時停止率向上に向けた取組の開始について報告があった。
       委員から、
       各種広報もしっかりと行っていただきたい。
      との発言があった。
    7. 苦情の受理及び処理状況
        総務室から、苦情の受理及び処理状況(令和2年10月末)について報告があった。
    8. 愛媛県における特殊詐欺対策
       刑事部から、愛媛県における特殊詐欺対策について報告があった。
    9. 「E−TECT」の活動状況
       交通部から、「E−TECT」(イーテクト・交通事件対策班)の活動状況について報告があった。

    その他

    1.  本部長から「委員長説示のとおり、いかなる業務でも、徹底した観察と洞察は必要であると考えている。例えば、交通事故防止においても、道路状況等を見て、どのような取り締まりを行えば事故を防ぐことができるか、なんとなく行うのではなく、観察と洞察を意識した業務を繰り返すことで、個々の能力が鍛えられ、ひいては、悲惨な事故を減らす取り組みの効果も上っていくものと考える」との発言があった。

    公安委員会定例会議(第27回)の開催状況

    1. 日 時
      令和2年11月4日(水)
      午後2時10分 〜 午後4時20分

    2. 出席者 曽我部委員長、渡部委員、増田委員
      本部長、総務室長、警務部長、首席監察官、生活安全部長、刑事部長、交通部長、警備部長、警察学校長、情報通信部長、総務課長
    3. 議事の概要

    増田委員説示

     新聞やテレビでは、常に警察に関する報道がなされており、その中で、今年の交通事故を分析した記事やニュースでは、@1月から9月までの県内の交通事故は、発生件数が減少し、死亡者数は去年と同水準である、A死亡者数が増えている県では衝突時の速度が速いことが要因の一つである、B横断歩道の近くに立っている人に対し車が一時停止する割合は、愛媛県は全国平均(21.3%)を下回る14.5%である、C交差点にカラー舗装を施したり路面標示をはっきりとさせることで交通事故の発生件数を大きく減らしている県もあると報じられています。
     悲惨な交通事故を一件でも減らすために、運転者には、夜間は原則ハイビームで走行すること、横断歩行者を認めたときは一時停止するなどルールをきちんと身に付け守っていくこと、速度を落として走行すること、高齢ドライバーに実技試験を課すことなどが求められ、一方、歩行者には、横断歩道では車両の運転者にアイコンタクトをとり、手を挙げるなど明確な合図を送ること、夜間は反射材を身体の前後だけでなく横にも付けることや各方向から認識できるよう明るい格好をすることなどが求められます。
     加えて、消えかけている横断歩道の補修や路面のカラー化、センサーライト付き信号機や歩行者先出し信号の効果の検証、AI技術を活用した交通事故分析など、技術や設備面での充実も必要です。
     運転者や歩行者をはじめ、道路を利用するすべての人が道路交通において守るべきことを自覚し身に付けることによって、効果的な交通事故抑止対策を取ることができるのではないでしょうか。

    決裁事項

    1. 公安委員会定例会議の会議録
       総務室から、令和2年第26回公安委員会定例会議の会議録について伺いがあり了承した。
    2. 禁止命令等実施報告
       生活安全部から、禁止命令等実施報告があり了承した。
    3. 審査請求の審理経過
       交通部から、審査請求の審理に関する伺いがあり了承した。

    報告事項

    1. 令和2年度第2四半期における随時監察実施結果
        首席監察官から、令和2年度第2四半期における随時監察実施結果について報告があった。
       委員から、
       警察官の殉職・受傷事故防止に向け、引き続き、緊張感を持った職務が遂行できるよう指導・教養を徹底していただきたい。
      との発言があった。
    2. 名誉棄損事件被疑者の検挙
       刑事部長から、名誉棄損事件被疑者の検挙について報告があった。
    3. 二輪車5台による集団暴走事件の検挙
       交通部長から、二輪車5台による集団暴走事件の検挙について報告があった。
       委員から、
       教育関係など関係機関とも連携をしつつ、各種対策を取っていただきたい。
      との発言があった。
    4. 東京オリンピック聖火を活用した地方創生事業の警戒警備
       警備部長から、東京オリンピック聖火を活用した地方創生事業の警戒警備について報告があった。
    5. 令和2年度総合治安警備訓練実施結果
       警備部長から、令和2年度総合治安警備訓練実施結果について報告があった。
       委員から、
       来年のオリンピック・パラリンピックに向け、引き続き訓練を実施し、更に錬度を高めていただきたい。
      との発言があった。
    6. 適正捜査の推進
        刑事部及び総務室から、適正捜査の推進に関する報告があった。
       委員から、
       引き続き、適正捜査の推進に配意されたい。
      との発言があった。
    7. 特殊詐欺事件被疑者の逮捕
       刑事部から、特殊詐欺(オレオレ詐欺)事件被疑者の逮捕について報告があった。
    8. 公文書関連報告
       警務部及び生活安全部から、公文書関連報告があった。

    その他

    1.  本部長から「委員説示のとおり、交通事故の抑止に向け、横断歩行者対策など各種対策を積極的に進めていくことと併せて、効果的な広報に努めていきたい」との発言があった。

    公安委員会定例会議(第26回)の開催状況

    1. 日 時
      令和2年10月28日(水)
      午後1時30分 〜 午後4時30分

    2. 出席者 曽我部委員長、渡部委員、増田委員
      本部長、総務室長、警務部長、首席監察官、刑事部長、交通部長、警備部長、警察学校長、情報通信部長、総務課長、生活安全企画課長
    3. 議事の概要

    渡部委員説示

     先日、警察学校で開催された女性警察官と女性一般職員の合同による研修会である「ひめワーク・セミナー」に参加し、感銘を受けたことについてお話しします。
     1つ目は、2人の子育てをしながら頑張っている女性警察官である「ひめロール」の体験談を聞き、私が教員として働いているころと比べ、制度もかなり充実し、女性が働きやすい環境づくりが進んでいると感じました。それ以上に、彼女たちが、こうした制度があることを当たり前だとせず、「今の自分が仕事を続けていけるのも、周りの人々に支えられているおかげという感謝の気持ちを忘れない」と述べたことに素晴らしさを感じました。2つ目は、一般職員と警察官の交流についてです。人は、自分の仕事に集中すれば、周りの支えが見えなくなることが多くなりがちですが、こうした交流の機会を持ち、お互いが理解し合うことで、職場の雰囲気づくりや効率化が進んでいくのではないかと強く感じました。その他、小集団によるグループ討論にも参加し、彼女たちの悩みや将来の夢なども飾らない言葉で聞くことができ、何とか応援したいという気持ちにもなりました。
     今回のセミナーは、女性職員を対象とするセミナーでしたが、こうした素晴らしい取り組みに、男性職員も積極的に参加し女性の本音を知ることで、更なる男女共同参画社会の実現につなげていっていただければと思います。

    決裁事項

    1. 公安委員会定例会議の会議録
       総務室から、令和2年第25回公安委員会定例会議の会議録について伺いがあり了承した。
    2. 公安委員会宛て苦情申出の受理
       総務室から、公安委員会宛て苦情申出の受理について伺いがあり了承した。
       委員から、
       対応状況など、しっかり調査の上報告してもらいたい。
      との発言があった。
    3. 審査請求案件に係る審査会への諮問
       総務室から、審査請求案件に係る審査会への諮問について伺いがあり了承した。
    4. 監査結果の報告
       警務部から、監査結果報告があり了承した。
    5. 交通規制の実施
       交通部から、交通規制の実施について伺いがあり了承した。
    6. 運転免許の行政処分に係る意見の聴取・聴聞
       交通部から、運転免許の行政処分に係る意見の聴取及び聴聞結果について報告があり、審議の結果18件の行政処分の決定について伺いがあり了承した。

    報告事項

    1. 令和2年度愛媛県殉職警察職員・警察協力殉難者慰霊祭の実施
        警務部長から、令和2年度愛媛県殉職警察職員・警察協力殉難者慰霊祭の実施について報告があった。
    2. 「松山お城下暴力団排除対策協議会」設立総会の開催
       刑事部長から、「松山お城下暴力団排除対策協議会」設立総会の開催について報告があった。
       委員から、
       引き続き、街ぐるみで機運を高めていっていただきたい。
      との発言があった。
    3. 「横断歩行者妨害取締りプロジェクトチーム(歩取(ほとり))」による取締りの強化
       交通部長から、「横断歩行者妨害取締りプロジェクトチーム(歩取)」による取締りの強化について報告があった。
       委員から、
       警察官が姿を見せて取締りを行うことで、県民の安全意識を高めていただきたい。
       引き続き、横断歩道上の歩行者の交通事故防止対策をしっかりと実施していただきたい。
      との発言があった。
    4. 運転免許業務のデジタル化等に向けた状況
       交通部長から、運転免許業務のデジタル化等に向けた状況について報告があった。
    5. 大規模警護警備に向けた訓練実施結果
       警備部長から、大規模警護警備に向けた訓練実施結果について報告があった。
       委員から、
       来年のオリンピック・パラリンピックに向け、しっかりと準備を進めていただきたい。
      との発言があった。
    6. 監察案件に関する報告
        警務部から、監察案件に関する報告があった。
    7. 令和2年度鑑識・科学捜査技術研究発表会の開催結果
       刑事部から、令和2年鑑識・科学捜査技術研究発表会の開催結果について報告があった。
       委員から、
       従来できていなかったことができるようになり画期的である。日頃から問題意識を持って取り組んだ成果であり素晴らしいと思う。
      との発言があった。
    8. センサー付スポットライト及び歩行者先出し信号整備後の状況
       交通部から、センサー付スポットライト及び歩行者先出し信号整備後の状況について報告があった。

    その他

    1.  本部長から「委員の説示にもあったよう、引き続き、女性の働きやすい環境づくりに向けた機運の盛り上げや、職員間の相互理解の促進に向けた工夫を進めていきたい」との発言があった。

    公安委員会定例会議(第25回)の開催状況

    1. 日 時
      令和2年10月14日(水)
      午後1時30分 〜 午後4時40分

    2. 出席者 曽我部委員長、渡部委員、増田委員
      本部長、総務室長、警務部長、首席監察官、生活安全部長、刑事部長、交通部長、警備部長、警察学校長、情報通信部長、総務課長
    3. 議事の概要

    委員長説示

     今日は、職場改善と問題解決について話します。まず、職場改善ですが、10年前、私の会社は高コスト体質で赤字が続いていました。そんな時、大手企業の職場改善を勉強する機会があり、自社で実践してみましたが、定着しませんでした。ノウハウ自体は素晴らしいのに、これはなぜかと考えたとき、自社では改善を社員任せにしていたことに気付きました。取り組む姿勢に問題があると思い、その後、「薄暗い工場の改善のため、幹部自らが手の届くところまで白ペンキを塗り明るくした」など、幹部が率先して職場改善に取り組んだところ、その熱意が社員に伝わり、社員の意識も変わり、業績が徐々に好転していった経験があります。
     次に問題解決ですが、私が常に意識しているのは「5ゲン(現場・現物・現実・原理・原則)主義」の徹底です。問題が発生したとき、現場に行き、現物を手に取り確認しないことには、原因を究明し解決に導くことはできません。現場との意思疎通を欠き物事を進めようとすると、現場ができないことを求めてしまうなど、必ず現場と乖離が起こりうまくいかないことが出てきます。
     こうした職場改善と問題解決は、企業だけではなく、様々な分野でも通じるところがあると考えています。参考としていただければ幸いです。

    決裁事項

    1. 公安委員会定例会議の会議録
       総務室から、令和2年第24回公安委員会定例会議の会議録について伺いがあり了承した。
    2. 公安委員会宛て苦情申出書に対する回答
       総務室から、公安委員会宛て苦情申出書に対する回答について伺いがあり了承した。
    3. 審査請求に対する答申の受理
       総務室から、審査請求に対する答申の受理に関する伺いがあり了承した。
    4. 禁止命令等実施報告
       生活安全部から、禁止命令等実施に関する伺いがあり了承した。
    5. 運転免許の行政処分に係る意見の聴取・聴聞
       交通部から、運転免許の行政処分に係る意見の聴取及び聴聞結果について報告があり、審議の結果17件の行政処分の決定について伺いがあり了承した。

    報告事項

    1. 「第35回勲章伝達式」の開催
        首席監察官から、「第35回勲章伝達式」の開催について報告があった。
    2. 特殊詐欺被害防止「愛媛のおせっかいになろうキャンペーン」の実施
       生活安全部長から、特殊詐欺被害防止「愛媛のおせっかいになろうキャンペーン」の実施について報告があった。
       委員から、
       しっかりと広報啓発を行い、特殊詐欺被害の防止に努めていただきたい。
      との発言があった。
    3. SNSに起因した子供の犯罪被害の現状と対策に関する取材対応結果
       生活安全部長から、SNSに起因した子供の犯罪被害の現状と対策に関する取材対応結果について報告があった。
    4. 特殊詐欺事件架け子グループの摘発
       刑事部長から、特殊詐欺(預貯金詐欺)事件架け子グループの摘発について報告があった。
       委員から、
       都市部ではなく地方にも架け子グループの拠点があったことに驚いている。引き続き、各種捜査を推進し、県民の安全安心の確保に努めていただきたい。
      との発言があった。
    5. 名誉棄損事件被疑者の検挙
       刑事部長から、名誉棄損事件被疑者の検挙について報告があった。
    6. 交通死亡事故多発緊急事態宣言発令に伴う交通死亡事故抑止対策の推進
        交通部長から、交通死亡事故多発緊急事態宣言発令に伴う交通死亡事故抑止対策の推進について報告があった。
       委員から、
       交通事故の抑止に向け、各種施策の検証や、歩行者への注意喚起等に積極的に取り組んでいただきたい。
      との発言があった。
    7. サイバー攻撃対策ハンズオンセミナーの開催
       警備部長から、サイバー攻撃対策ハンズオンセミナーの開催について報告があった。
    8. 機動隊水難海洋訓練の実施
       警備部長から、機動隊水難海洋訓練の実施について報告があった。
    9. 高性能救助車等を活用した救助及び県警ヘリとの連携訓練の実施
       警備部長から、高性能救助車等を活用した救助及び県警ヘリとの連携訓練の実施について報告があった。
    10. 苦情の受理及び処理状況
       総務室から、苦情の受理及び処理状況(令和2年9月末)について報告があった。
    11. 人事案件に関する報告
       警務部から、人事案件に関する報告があった。
    12. 監察案件に関する報告
       警務部から、監察案件に関する報告があった。
    13. 適正捜査に関する報告
       刑事部及び総務室から、適正捜査に関する報告があった。
       委員から、
       引き続き、適正捜査に努められたい。
      との発言があった。
    14. 第50回全国白バイ安全運転競技大会の結果報告
       交通部から、第50回全国白バイ安全運転競技大会の結果について報告があった。

    その他

    1.  曽我部委員長の委員長任期が、令和2年10月23日で満了となることから、委員が互選し、曽我部委員長を再選した。任期は令和2年10月24日から、令和3年10月23日までの1年間である。 また、委員長職務代行者には、渡部委員が引き続き就任した。
    2.  本部長から「委員長説示のとおり、幹部が本気で取り組む姿勢を見せないといけないのは、どの組織も同じであると感じている。どの分野においても、幹部が、部下任せとすることなく自らしっかりと確認するなどして、現場の士気を上げつつ業務を推進していきたい」との発言があった。

    公安委員会定例会議(第24回)の開催状況

    1. 日 時
      令和2年10月7日(水)
      午後2時05分 〜 午後3時45分

    2. 出席者 曽我部委員長、渡部委員、増田委員
      本部長、総務室長、警務部長、首席監察官、刑事部長、交通部長、警備部長、警察学校長、情報通信部長、生活安全企画課長、総務課長
    3. 議事の概要

    増田委員説示

     「運転免許証のデジタル化」など、小此木八郎国家公安委員会委員長は、警察行政のデジタル化を進めていく方針を示されましたが、我々は今後ますます、サイバー犯罪に対応する能力や、証拠を追跡し分析する能力など、デジタル技術の獲得と習熟が求められてきます。
     刑事手続に目を向けると、この20年で、@裁判員裁判制度の導入、A被害者の権利意識の高まり、B被疑者の否認の増加など、司法や犯罪捜査を取り巻く環境は変化を続けています。録音録画が全件行われる時代や、日本には馴染まないとされた司法取引が当たり前となる時代が到来するかもしれません。
     変化し続ける環境の中で、どのような人材を育てていくかは、上司に課せられた重大な責務です。例えば、若手は、目の前にある事象に一生懸命取り組みますが、全体像を把握し、その中でバランスを取ることは不得手と言えるでしょう。一方で、ベテランは、自然と全体を俯瞰し、問題を把握し考慮した上で、バランスを取った処理を行うことができると言えます。皆さんの日常で言うと、部下には見えていないものが、上司には見えています。
     部下を育成するにあたり、上司に求められることは、これまでのように問題を示し解かせるだけではなく、どこにどのような問題があるのか気付くような人間を育てていくことではないでしょうか。自分で問題に気付く力を持った人材の育成に努めていただきたいと考えます。

    決裁事項

    1. 公安委員会定例会議の会議録
       総務室から、令和2年第23回公安委員会定例会議の会議録について伺いがあり了承した。

    報告事項

    1. 令和2年9月定例県議会の開催結果
        総務室長から、令和2年9月定例県議会の開催結果について報告があった。
    2. 隔離勤務等に用いる可搬型ネットワーク機器等の整備
       警務部長から、隔離勤務等に用いる可搬型ネットワーク機器等の整備について報告があった。
       委員から、
       有効なシステムを整備したと思う。十分に活用していただきたい。
      との発言があった。
    3. 少年補導職員研修会の開催
       生活安全企画課長から、少年補導職員研修会の開催について報告があった。
       委員から、
       よい研修会を開催していただいた。引き続き学校等との連携を強め、少年の健全育成が可能な環境づくりに注力していただきたい。
      との発言があった。
    4. 「令和2年秋の全国交通安全運動」の実施結果
       交通部長から、「令和2年秋の全国交通安全運動」の実施結果について報告があった。
    5. 機動隊への非常災害警備本部設置訓練の実施結果
       警備部長から、機動隊への非常災害警備本部設置訓練の実施結果について報告があった。
    6. 人事案件の報告
       警務部から、人事案件について報告があった。
    7. 監察案件に関する報告
       警務部から、監察案件に関する報告があった。
    8. 八幡浜署管内における器物損壊事件被疑者の検挙
       刑事部から、八幡浜署管内における器物損壊事件被疑者の検挙について報告があった。
    9. 死亡ひき逃げ事件の検挙
       交通部から、死亡ひき逃げ事件の検挙について報告があった。
       委員から、
       捜査員の機転で早期検挙につながった。賞揚についても考慮していただきたい。
      との発言があった。

    その他

    1.  本部長から「警察業務を取り巻く環境もいろいろと変化が生じており、捜査環境の制約と拡大、働き方改革など、経験則だけに基づく知識では対応できないものも出てきている」、「これらをクリアしていくためにも、隠れた問題に気付くことができる人材を育成していきたい」との発言があった。

    公安委員会定例会議(第23回)の開催状況

    1. 日 時
      令和2年9月30日(水)
      午後1時30分 〜 午後3時40分

    2. 出席者 曽我部委員長、渡部委員、増田委員
      本部長、総務室長、警務部長、首席監察官、生活安全部長、刑事部長、交通部長、警備部長、警察学校長、情報通信部長、総務課長

    3. 議事の概要

    渡部委員説示

     秋の交通安全運動も最終日となりましたが、住民と警察官が共にイベントに取り組むなど地域全体で盛り立てている姿を見て、頼もしく感じているところです。引き続き、交通安全意識の高揚を図っていきましょう。
     さて、コロナ禍で先の見えない時代を生き抜いていくには、発想力を鍛えることが必要と考えています。「ラクダを探せ」というトリックアートは、動物の姿を組み合わせて人間の顔が描かれており、その中に隠された「ラクダ」を探すというものです。私も挑戦しましたが、この問題を解くに当たり必要なことは、アイデアを生み出す力、発見する力、すなわち発想力ではないかと感じました。
     この発想力を鍛えていくには、@固定観念にとらわれず視点を変えて物事を見る、A異なる物事を組み合わせて考えを発展させていく、B今まで未経験の事象でも恐れず何度でも挑んでいく、Cユーモアセンスを磨くことなどが必要かと思います。
     発想力を鍛えることで、脳の老化防止を図ることや、仕事をいろいろと広げていくことが可能となります。コロナ禍の中、自らをアクティブにするためにも、柔軟な発想力を身に着けていきたいものです。

    決裁事項

    1. 公安委員会定例会議の会議録
       総務室から、令和2年第22回公安委員会定例会議の会議録について伺いがあり了承した。                 
    2. 公安委員会宛て苦情申出書に対する回答
       総務室から、公安委員会宛て苦情申出書に対する回答について伺いがあり了承した。  
    3. 禁止命令等実施報告
       生活安全部から、禁止命令等実施に関する伺いがあり了承した。  
    4. 審査請求の審理経過及び裁決
       交通部から、審査請求の審理経過報告及び裁決に関する伺いがあり了承した。  
    5. 運転免許の行政処分に係る意見の聴取・聴聞
       交通部から、運転免許の行政処分に係る意見の聴取及び聴聞結果について報告があり、審議の結果29件の行政処分の決定について伺いがあり了承した。

    報告事項

    1. 令和2年度警察官等採用試験の申込状況
        警務部長から、令和2年度警察官(高校卒程度)等採用試験の申込状況について報告があった。
    2. 女性職員沿革史「Active women’s history」の作成
       警務部長から、女性職員沿革史「Active women’s history」の作成について報告があった。
       委員から、
       よい試みだと思う。引き続き、女性が働きやすい環境づくりに配意されたい。
      との発言があった。
    3. 手配画像共有システムの運用開始
       刑事部長から、手配画像共有システムの運用開始について報告があった。
       委員から、
       便利なシステムだと思う。効率的に活用してほしい。
      との発言があった。
    4. 伍代夏子特別防犯支援官による特殊詐欺被害防止活動の実施結果
       生活安全部長から、伍代夏子特別防犯支援官(SOS47)による特殊詐欺被害防止活動の実施結果について報告があった。
    5. 監察案件に関する報告
       警務部から、監察案件に関する報告があった。

      その他

      1.  本部長から「現在、秋の交通安全運動期間中であり、コロナ禍の中、工夫しながら各種取組を行っている。期間もまもなく終了となるが、期間中だけでなく、不幸な事故を1件でも減らしていくための取組に注力していきたい」、「委員説示のとおり、今日ほど、発想力を鍛え、未知の世界を生き抜くことが重要視されている時代はない。そのためには、@固定観念を打破して発想力の向上を図っていくこと、A変化を受け入れる度量をもつこと、B若手の柔軟な発想力を受け入れることなどにより、他の組織に引けを取らない強靭な組織を築いていきたい」との発言があった。

      公安委員会定例会議(第22回)の開催状況

      1. 日 時
        令和2年9月16日(水)
        午後1時30分 〜 午後4時55分

      2. 出席者 曽我部委員長、渡部委員、増田委員
        本部長、総務室長、警務部長、首席監察官、生活安全部長、刑事部長、交通部長、警備部長、警察学校長、情報通信部長、総務課長

      3. 議事の概要

      委員長説示

       新型コロナウイルス感染症のまん延は、人々の社会生活や経済活動などに暗い影を落としています。
       先日も、航空機内でマスクの着用を拒否した乗客を降機させるために緊急着陸したり、離陸を遅らせて降機させるなどして、その運航に多大な支障が生じたことが報道されるなど、コロナ禍ならではの事例が身近に発生しています。
       新型コロナウイルス感染症に関しては、学者の間でも様々に見解が分かれていることもあり、何が正しいのか、行事の開催判断等をどうするのかなど、いろいろと悩み、迷ったり、気持ちが折れかけたりすることもありますが、皆で心のケアもしっかりと行って、正しい精神状態を保ちつつ乗り切っていきましょう。

      決裁事項

      1. 公安委員会定例会議の会議録
         総務室から、令和2年第21回公安委員会定例会議の会議録について伺いがあり了承した。               
      2. 公安委員会宛て苦情申出の受理
         総務室から、公安委員会宛て苦情申出の受理について伺いがあり了承した。  
      3. 犯罪被害者等早期援助団体の書類の変更届出
         総務室から、犯罪被害者等早期援助団体の書類の変更届出があり了承した。  
      4. 審査請求の申立て及び総括審理官等の指名
         警務部から、審査請求の申立て及び総括審理官等の指名について伺いがあり了承した。  
      5. 禁止命令等実施報告
         生活安全部から、禁止命令等実施に関する伺いがあり了承した。  
      6. 警察職員等の援助要求
         生活安全部から、警察職員等の援助要求について伺いがあり了承した。  
      7. 交通誘導警備業務に係る配置基準の見直し
         生活安全部から、交通誘導警備業務に係る配置基準の見直しについて伺いがあり了承した。  
      8. 特定抗争指定暴力団等の指定に係る指定期限の延長
         刑事部から、特定抗争指定暴力団等の指定に係る指定期限の延長について伺いがあり了承した。  
      9. 運転免許の行政処分に係る意見の聴取・聴聞
         交通部から、運転免許の行政処分に係る意見の聴取及び聴聞結果について報告があり、審議の結果26件の行政処分の決定について伺いがあり了承した。

      報告事項

      1. 令和2年上半期の苦情受理状況
          総務室長から、令和2年上半期の苦情受理状況について報告があった。
         委員から、
         県民から感謝された事例を紹介していただき本当に嬉しい気持ちになりました。職員間で共有することは、日頃の自分自身の県民と接する態度を顧みる良い機会だと思うので、積極的に紹介していただきたい
        との発言があった。
      2. 新居浜市宮西町における強盗致傷事件
         刑事部長から、新居浜市宮西町における強盗致傷事件について報告があった
         委員から、
         しっかりと捜査をしていただいている。
         事件検挙に加え、外国人に犯罪を起こさせない取組についても進めていただきたい。
        との発言があった。
      3. 交通重大事故抑止3か月対策の実施
         交通部長から、交通重大事故抑止3か月対策(第4期)の実施について報告があった。
      4. 新型コロナウイルス感染症対策の現状と課題
         警備部長から、新型コロナウイルス感染症対策の現状と課題について報告があった。
      5. 機動隊総合救助訓練の実施
         警備部長から、機動隊総合救助訓練の実施について報告があった。
      6. 損害賠償事案の知事専決処分
         警務部から、損害賠償事案の知事専決処分について報告があった。
      7. 監察案件に関する報告
         警務部から、監察案件に関する報告があった。
      8. 苦情の受理及び処理状況
         総務室から、苦情の受理及び処理状況(令和2年8月末)について報告があった。
         委員から、
         (警察に寄せられた感謝の手紙について)高齢者へのパトロールカードの交付は安心を与えられるものと思う。引き続き、パトロールカードを有効に活用していただきたい。
        との発言があった。
      9. 令和2年「全国地域安全運動」の取組
         生活安全部から、令和2年「全国地域安全運動」の取組について報告があった。
      10. 特殊詐欺被害防止メッセージの発信
         生活安全部から、伍代夏子特別防犯支援官(SOS47)による県民に向けた特殊詐欺被害防止メッセージの発信について報告があった。

      その他

      1.  本部長から「委員長説示にもあったよう、我々も正しい精神状態を保ちつつ、各事象について、バランス感覚を失わず、社会常識に照らし的確な判断をしていきたい」との発言があった。

      公安委員会定例会議(第21回)の開催状況

      1. 日 時
        令和2年9月2日(水)
        午後2時05分 〜 午後5時15分

      2. 出席者 曽我部委員長、渡部委員、増田委員
        本部長、総務室長、警務部長、首席監察官、生活安全部長、刑事部長、交通部長、警備部長、警察学校長、情報通信部長、総務課長

      3. 議事の概要

      増田委員説示

       災害に備えたり、組織を運営するうえで「記録を残すこと」と「記憶すること」が重要であることは、これまで委員長や委員の説示で述べられているとおりです。
       東北地方は、この百十五年の間に三度、巨大地震による大津波に襲われています。明治三陸地震(1896年)、昭和三陸地震(1933年)のいずれの時も、先人は災害記念碑を建てていますが、年月が経過するにつれ、二つに折れて転がり碑文が読めなくなる、場所を移動させられ碑の存在自体が忘れられてしまうなど、津波の脅威を後世に伝えようとした先人の思いが風化し途切れてしまっていました。
       次の災害が来る時まで、その記憶を伝えられるかがカギとなってきます。東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県の女川中学校の生徒たちは、「ここは、津波が到達した地点なので、絶対に移動させないでください。もし、大きな地震が来たら、この石碑よりも上へ逃げてください。逃げない人がいても、無理矢理にでも連れ出してください。家に戻ろうとしている人がいれば、絶対に引き止めてください。」と書かれた「いのちの石碑」を作り、千年先の女川町に向けてメッセージを伝えようとしています。
       物理学者寺田寅彦は、随筆「津浪と人間」の中で、“(こういう災害を防ぐ)唯一の方法は、人間がもう少し過去の記録を忘れないように努力する外はないであろう”と述べています。我々も、人々を天災から守るために、「記録を残すこと」と、「それを記憶し続ける意思を代々引き継いでいくこと」を工夫し実践していきたいものです。

      決裁事項

      1. 公安委員会定例会議の会議録
         総務室から、令和2年第20回公安委員会定例会議の会議録について伺いがあり了承した。               
      2. 公安委員会宛て苦情申出の受理
         総務室から、公安委員会宛て苦情申出の受理について伺いがあり了承した。  
      3. 禁止命令等実施報告
         生活安全部から、禁止命令等実施に関する伺いがあり了承した。

      報告事項

      1. 仮想通貨自動売買システム利用契約名下にかかる特定商取引に関する法律違反・詐欺事件の検挙
         生活安全部長から、仮想通貨自動売買システム利用契約名下にかかる特定商取引に関する法律違反・詐欺事件の検挙について報告があった。
      2. 愛媛県暴力団排除条例及び松山市暴力団排除条例の改正
          刑事部長から、愛媛県暴力団排除条例及び松山市暴力団排除条例の改正について報告があった。
      3. 第50回全国白バイ安全運転競技大会の実施
        交通部長から、第50回全国白バイ安全運転競技大会の実施について報告があった。
      4. 初任科生卒業式の実施
        警察学校長から、初任科生卒業式の実施について報告があった。
      5. 監察案件に関する報告
        警務部から、監察案件に関する報告があった。
      6. 適正捜査の推進
         刑事部から、適正捜査の推進について報告があった。
         委員から、
         引き続き、適正捜査に努めていただきたい。
        との発言があった。
      7. 新居浜市宮西町における強盗致傷事件検挙
         刑事部から、新居浜市宮西町における強盗致傷事件の検挙について報告があった。    
      8. 未成年者誘拐事件被疑者の検挙
         刑事部から、未成年者誘拐事件被疑者の検挙について報告があった。
         委員から、
         迅速な検挙につなげていただいた。御苦労様でした
        との発言があった。
      9. 重傷ひき逃げ事件の検挙
         交通部から、重傷ひき逃げ事件の検挙について報告があった。
      10. 交通規制に関する報告
         交通部から、交通規制に関する報告があった。

      その他

      1.  本部長から「委員説示のとおり、災害対応等も含め、記憶しておこうと思わせる記録を作成し、いかに次世代に記憶を風化させないで引き継いでいくかが重要である。」との発言があった。
      2.  警備部長から、台風9号及び台風10号に関する発言があった。

      公安委員会定例会議(第20回)の開催状況

      1. 日 時
        令和2年8月19日(水)
        午後1時30分 〜 午後4時20分

      2. 出席者 曽我部委員長、渡部委員、増田委員
        本部長、総務室長、警務部長、首席監察官、生活安全部長、刑事部長、交通部長、警備部長、警察学校長、情報通信部長、総務課長

      3. 議事の概要

      渡部委員説示

       新型コロナウイルス感染症がまん延し始めたころは、少し我慢すればまた元通りの生活に戻れるのではという淡い期待を抱いていました。しかし、待っていても状況は変わらず、「気力を失ってはいけない。自分から変わらなければ!」と思い始めていた時期に、元小中学校の教員で愛媛大学名誉教授を務めた方が記した一冊の本「子どものそばにすべてがある」に出合いました。
        作者は、著書の中で、御自身の教員としての経験を踏まえつつ、“逆境は未来への踏み台だ”などと前向きな気持ちを持つことが大事であると述べられています。私も、コロナ禍に負けず、頑張っていかなければならないと勇気をもらいました。また、“子どものために学校があり、子どものために私がある”という教育の原点ともいうべき言葉が紹介されていますが、この“子ども”を“県民”に、“学校”を“警察”に置き換えれば、警察にも通じるところがあるのではないでしょうか。
       記録的な猛暑やコロナ禍など、業務を取り巻く環境は厳しいものがありますが、引き続き、県民のための仕事という原点を忘れず取り組んでいただきたいと思います。

      決裁事項

      1. 公安委員会定例会議の会議録
         総務室から、令和2年第19回公安委員会定例会議の会議録について伺いがあり了承した。               
      2. 公安委員会宛て苦情申出の受理
         総務室から、公安委員会宛て苦情申出の受理について伺いがあり了承した。  
      3. 犯罪被害者等早期援助団体の規則に基づく書類提出
         総務室から、犯罪被害者等早期援助団体の規則に基づく書類提出について伺いがあり了承した。  
      4. 犯罪被害者等早期援助団体からの定期提出書類の提出
         総務室から、犯罪被害者等早期援助団体からの定期提出書類の提出について伺いがあり了承した。  
      5. 愛媛県暴力団排除条例の一部改正
         刑事部から、愛媛県暴力団排除条例の一部改正について伺いがあり了承した。  
      6. 審査請求の審理経過及び裁決
         交通部から、審査請求の審理経過及び裁決について伺いがあり了承した。  
      7. 運転免許の行政処分に係る意見の聴取・聴聞
         交通部から、運転免許の行政処分に係る意見の聴取及び聴聞結果について報告があり、審議の結果19件の行政処分の決定について伺いがあり了承した。

      報告事項

      1. 新型コロナウイルス感染症対策
         本部長から、新型コロナウイルス感染症対策に関する報告があった。
      2. 令和2年上半期の警察相談受理状況
          総務室長から、令和2年上半期の警察相談受理状況について報告があった。
      3. 落とし物コールセンターの運用状況
         警務部長から、落とし物コールセンターの運用状況について報告があった。
         委員から、
         引き続き、効率的かつ的確な運用に努めていただきたい。
        との発言があった。
      4. 情報モラル映像教材の活用状況について
         生活安全部長から、情報モラル映像教材の活用状況について報告があった。
         委員から、
         各所からの反響も多いなど、良い教材を作っていただいた。
        との発言があった。    
      5. 「適正捜査_navi」の構築
         刑事部長から、「適正捜査_navi」の構築について報告があった。
         委員から、
         良いシステムである。現場が効果的に活用できるよう、引き続き、しっかりと運営管理を行っていただきたい。
        との発言があった。
      6. 夏季の交通事故防止対策と秋の全国交通安全運動の実施
         交通部長から、夏季の交通事故防止対策と秋の全国交通安全運動の実施予定について報告があった。
      7. 苦情の受理及び処理状況
         総務室から、苦情の受理及び処理状況(令和2年7月末)について報告があった。
      8. 会計業務に関する報告
         警務部から、会計業務に関する報告があった。
      9. 今治市石井町における殺人事件の発生・検挙
         刑事部から、今治市石井町における殺人事件の発生及び検挙について報告があった。

      その他

      1.  本部長から「県民のために警察がいるということは、常に心に留めておきたい。コロナ禍という逆境を、業務を見つめ直すきっかけとするなど、組織として活かしていきたい」との発言があった。

      公安委員会定例会議(第19回)の開催状況

      1. 日 時
        令和2年8月5日(水)
        午後1時30分 〜 午後4時05分

      2. 出席者 曽我部委員長、渡部委員、増田委員
        本部長、総務室長、警務部長、首席監察官、生活安全部長、刑事部長、交通部長、警備部長、警察学校長、情報通信部長、総務課長

      3. 議事の概要

      委員長説示

       昭和後期頃、大手企業から製品の品質認定を取得するため、様々な審査を受けたことがあります。その中には、品質改善や安全性などの説明を求められるものがあり、“認めてもらいたい”との一心で作成した品質管理書に、「業界ナンバーワンを目指します」や「他社をしのぐ…」といった綺麗な修飾語等を並べ立て提出しましたが、そのことに対して、「その指標は?」、「根拠を示してほしい」と厳しく指摘され、ことごとく失敗したという苦い経験があります。その経験により、言葉の使い方を間違えてはならないということや、製品の実態をよく把握した上で、疑問点を想定することを学びました。それ以降、作成資料を3回以上“なぜ”という観点で見直すことや、説明できるだけのバックデータを揃えておくことなどを習慣付けるようになりました。
        これら反省も踏まえ、当社では、現場の意見を取り入れ、実態を踏まえた上での改善に努め、その内容についての発表会を開催することで、会社の雰囲気もよくなり、業績も伸びていくようになりました。発表会において社員に常に注意してもらっていることは、格好良く見せたいために実態にそぐわない、いい加減な言葉を使っていないかということと、こうした改善活動は何のためにやっているのかという目的に沿った説明をするということです。
        警察の業務も、改善が求められることもあると思いますが、私の経験した言葉の使い方の例のように、何のために改善を行うのかということを常に考えた上で、現場の実態に即した改善に努めていただきたいと思います。

      決裁事項

      1. 公安委員会定例会議の会議録
         総務室から、令和2年第18回公安委員会定例会議の会議録について伺いがあり了承した。               
      2. 飲食店に対する行政処分
         生活安全部から、飲食店に対する行政処分について伺いがあり了承した。 
      3. 運転免許の行政処分に係る意見の聴取・聴聞
         交通部から、運転免許の行政処分に係る意見の聴取及び聴聞結果について報告があり、審議の結果20件の行政処分の決定について伺いがあり了承した。

      報告事項

      1. 警察広報の推進状況
         総務室長から、警察広報の推進状況について報告があった。
      2. 熱中症防止対策リモート研修会の開催結果
          警務部長から、熱中症防止対策リモート研修会の開催結果について報告があった。
      3. 令和2年度における総合監察の実施計画
         首席監察官から、令和2年度における総合監察の実施計画について報告があった。
         委員から、
         効果的な監察の実施に努められたい。
        との発言があった。
      4. 令和2年上半期における自動車警ら隊の活動状況
         生活安全部長から、令和2年上半期における自動車警ら隊の活動状況について報告があった。
         委員から、
         引き続き、職務質問のプロを育てていってほしい。
        との発言があった。    
      5. 社会の変化に適応する警察運営に向けた取組の推進状況
         刑事部長から、社会の変化に適応する警察運営に向けた取組の推進状況について報告があった。
         委員から、
         引き続き、社会の変化に適応できるよう、柔軟な対応に努めていただきたい。
        との発言があった。
      6. 運転免許全業務再開後の更新状況
         交通部長から、運転免許全業務再開後の更新状況について報告があった。
         委員から、
         新型コロナウイルス関係では、しっかりと感染防止対策を取っていただくこととあわせて、職員の感染防止にも十分な配意をお願いしたい。
        との発言があった。
      7. 令和2年上半期の機動隊活動概況
         警備部長から、令和2年上半期の機動隊活動概況について報告があった。
      8. 監察案件に関する報告
         警務部から、監察案件について報告があった。
      9. 損害賠償事案の知事専決処分
         警務部から、損害賠償事案の知事専決処分について報告があった。
      10. 繁華街・歓楽街総合対策の推進
         刑事部から、繁華街・歓楽街総合対策の推進について報告があった。

      その他

      1.  本部長から、「我々も、業務を推進するにあたり、県民からの理解や信頼を得られるよう、できることや県民にお願いしたいことについて、言葉を大切にしつつ、しっかりと発信していきたい」との発言があった。

      公安委員会定例会議(第18回)の開催状況

      1. 日 時
        令和2年7月22日(水)
        午後1時30分 〜 午後5時00分

      2. 出席者 曽我部委員長、渡部委員、増田委員
        本部長、総務室長、警務部長、首席監察官、生活安全部長、刑事部長、交通部長、警備部長、総務課長、通信庶務課長

      3. 議事の概要

      増田委員説示

       言葉には力があります。人を励まし生きる力を与えたり、怒りや悲しみを和らげることができる反面、人を死に追いやることもあります。
        例えば、「ペスト」を書いたカミュは、「どれほど暗い冬でも自分の中に確固たる夏を見出すことだ」という言葉を残し、ハンガリーでは、「つらいときは生きていられるだけでありがたいと考えるようにすればよいのだ」という考え方があり、アイスランドには、「天気がよいので急に仕事が休みになること」という意味の単語があるそうです。
        「今日、あなたは空を見上げましたか」で始まる長田弘の詩に、いせひでこが絵を付けた「最初の質問」という絵本は、大人にとっても生きることを問い直すもので心に響きます。「橋をかける〜子供時代の読書の思い出」という本には、「読書は、人生の全てが、決して単純ではないことを教えてくれました。私たちは、複雑さに耐えて生きていかなければなりません。」という文章がありました。
       警察が取り扱う現場活動には様々なものがあり、警察官が発する一言で、場を和ませたり、相手を励ましたり、いきり立たせたりすることがあります。現場に臨むにあたっては、言葉一つで相手の人生を左右する場合もあることを念頭に置きつつ、的確な言葉を選択できるよう、常に自らを磨く必要があるのではないかと思います。

      決裁事項

      1. 公安委員会定例会議の会議録
         総務室から、令和2年第17回公安委員会定例会議の会議録について伺いがあり了承した。               
      2. 犯罪被害者等早期援助団体に関する規則に基づく届出
         総務室から、犯罪被害者等早期援助団体に関する規則に基づく届出について伺いがあり了承した。 
      3. 監査の実施
         警務部から、監査の実施に関する伺いがあり了承した。
      4. 実地監査の実施
         警務部から、実地監査の実施に関する伺いがあり了承した。
      5. 教習所関係業務の伺い
         交通部から、教習所関係業務に関する伺いがあり了承した。
      6. 警察職員等の援助要求
         警備部から、警察職員等の援助要求に関する伺いがあり了承した。
      7. 運転免許の行政処分に係る意見の聴取・聴聞
         交通部から、運転免許の行政処分に係る意見の聴取及び聴聞結果について報告があり、審議の結果26件の行政処分の決定について伺いがあり了承した。

      報告事項

      1. 令和2年夏季人事異動の日程
         警務部長から、令和2年夏季人事異動の日程について報告があった。
      2. 令和2年愛媛県警察運営目標推進状況
         警務部長ほかから、令和2年愛媛県警察運営目標推進状況(上半期)について報告があった。
         委員から、
         各部門とも目標達成に向け努力をしている様子がうかがえる。引き続き、県民の安全・安心の確保に向け努力を続けてほしい。
         子どもを対象とする交通安全教室など、各種施策を実施していただき安心している。引き続き、各種交通事故の絶無に向けた取組を推進していただきたい。
        との発言があった。
      3. 令和2年上半期におけるサイバー犯罪の現状と今後の対策
         生活安全部長から、令和2年上半期におけるサイバー犯罪の現状と今後の対策について報告があった。
      4. 覚醒剤取締法違反及び銃刀法違反等事件の検挙
         刑事部長から、覚醒剤取締法違反及び銃刀法違反等事件の検挙について報告があった。
         委員から、
         周到綿密な捜査を推進し、事件の検挙に努めていただいた。
        との発言があった。    
      5. 令和2年上半期の交通事故発生状況
         交通部長から、令和2年上半期の交通事故発生状況について報告があった。
      6. 監察案件に関する報告
         警務部から、監察案件に関する報告があった。
      7. 新型コロナウイルス感染症対策
         警務部から、新型コロナウイルス感染症対策について報告があった。
      8. 詐欺等事件の検挙
         刑事部から、旅行代金等立替名目による多額詐欺等事件の検挙について報告があった。

      その他

      1.  本部長から、「上半期の愛媛県警察運営目標の推進状況を報告したが、引き続き、県民の安全安心確保のため組織一丸となり業務を推進していく」、「委員説示のとおり、警察官の発する一言は重く受け止められることを肝に銘じ、適切な業務の推進に努めていく」との発言があった。

      公安委員会定例会議(第17回)の開催状況

      1. 日 時
        令和2年7月8日(水)
        午後1時30分 〜 午後5時20分

      2. 出席者 曽我部委員長、渡部委員、増田委員
        本部長、総務室長、警務部長、首席監察官、生活安全部長、刑事部長、交通部長、警備部長、警察学校長、情報通信部長、総務課長

      3. 議事の概要

      渡部委員説示

       数日前から記録的な大雨が続き、九州や岐阜県、長野県でも河川の氾濫や土砂崩れが多数発生するなど、甚大な被害が発生しています。報道で警察や消防、自衛隊の皆さんが、コロナ禍においても萎縮することなく、命がけで被災者の救助にあたる場面を見て、頼もしさを感じました。
        私たちも、2年前に西日本豪雨災害を経験し、現地の被災状況を視察しましたが、それは想像を絶するものでした。当時、対応に当たった警察官の体験を取りまとめた冊子を拝見しましたが、こうした体験を、記録として残し全体で共有していくことが、次に起こりうる災害への大きな備えとなるのではないかと感じています。
        自然災害の防止には、経験と技術に加えて、過去に発生した災害に学び、かつその経験を風化させずに持続する「記憶力」と、過去の事例とは異なる新しい事態を予見する「想像力」が必要だと、ある研究者が説いています。今後、どのような災害が発生するかわかりませんが、「記憶力」、「想像力」を働かせ、個人の力と組織の力をフルに活かして、チーム県警として乗り切っていくことを期待しています。
        

      決裁事項

      1. 公安委員会定例会議の会議録
         総務室から、令和2年第16回公安委員会定例会議の会議録について伺いがあり了承した。               
      2. 公安委員会宛て苦情申出の受理
         総務室から、公安委員会宛て苦情申出の受理に関する伺いがあり了承した。 
      3. 禁止命令発出等実施報告
         生活安全部から、禁止命令等実施に関する伺いがあり了承した。
      4. 愛媛県暴力団排除条例の変更
         刑事部から、愛媛県暴力団排除条例の変更に関する伺いがあり了承した。
      5. 交通規制の実施
         交通部から、交通規制の実施に関する伺いがあり了承した。
      6. 大型自動二輪免許に係る指定前教習の実施
         交通部から、大型自動二輪免許に係る指定前教習の実施に関する伺いがあり了承した。
      7. 指定自動車教習所に関する報告
         交通部から、指定自動車教習所に関する伺いがあり了承した。
      8. 運転免許の行政処分に係る意見の聴取・聴聞
         交通部から、運転免許の行政処分に係る意見の聴取及び聴聞結果について報告があり、審議の結果23件の行政処分の決定について伺いがあり了承した。

      報告事項

      1. 令和2年6月定例県議会の開催結果
         総務室長から、令和2年6月定例県議会の開催結果について報告があった。
      2. 令和2年度警察官及び警察事務職員の採用募集活動
         警務部長から、令和2年度警察官(高校卒程度)及び警察事務職員(初級)の採用募集活動について報告があった。
      3.  令和2年上半期における特殊詐欺の現状と抑止対策
         生活安全部長から、令和2年上半期における特殊詐欺の現状と抑止対策について報告があった。
         委員から、
         被害者を生まないためにも、水際で阻止をすることに引き続き注力してもらいたい。
        との発言があった。
      4. 特殊詐欺撲滅のための協定の締結
         刑事部長から、特殊詐欺撲滅のための協定の締結について報告があった。
      5. あおり運転による脅迫被疑者の逮捕
         交通部長から、あおり運転による脅迫被疑者の逮捕について報告があった。
         委員から、
         ドライブレコーダーの重要性に関する広報も引き続き行っていただきたい
        との発言があった。    
      6. 機動隊総合災害警備訓練の実施
         警備部長から、機動隊総合災害警備訓練の実施について報告があった。
         委員から、
         災害現場で的確に重機等各種機材を活用できるよう、引き続き訓練を徹底していただきたい。
        との発言があった。    
      7. 大規模災害発生時の応援部隊輸送経路及び映像伝送品質等の確認
         警備部長及び情報通信部長から、大規模災害発生時の応援部隊輸送経路及び映像伝送品質等の確認について報告があった。
      8. 適正捜査に向けた取組の推進状況
         刑事部長及び総務室長から、適正捜査に向けた取組の推進状況について報告があった。
         委員から、
         しっかりと管理を行っていることがよく分かった。引き続き、適正な捜査を実施してほしい
        との発言があった。
      9. 人事案件
         警務部から、人事案件について報告があった。
      10. 苦情の受理及び処理状況
         総務室から、苦情の受理及び処理状況について報告があった。
      11. 飲食店営業を営む者に対する不利益処分に係る聴聞の実施
         生活安全部から、飲食店営業を営む者に対する不利益処分に係る聴聞の実施について報告があった。
      12. 新居浜市内におけるベトナム人被害の強盗致傷事件の発生
         刑事部から、新居浜市内におけるベトナム人被害の強盗致傷事件の発生について報告があった。

      その他

      1.  本部長から、「災害対応では、平素から訓練を徹底して技術を高め、発生時にはしっかりと覚悟を持って臨んでいかなければならない。記憶力、想像力をしっかりと働かせるためには、これまでに災害対応等で得た貴重な経験を記録として残し、それにより得た教訓を伝承して、いざというときに備えたい」との発言があった。

      公安委員会定例会議(第16回)の開催状況

      1. 日 時
        令和2年6月24日(水)
        午後1時30分 〜 午後4時05分

      2. 出席者 曽我部委員長、渡部委員、増田委員
        本部長、総務室長、警務部長、首席監察官、生活安全部長、刑事部長、交通部長、警備部長、警察学校長、情報通信部長、総務課長

      3. 議事の概要

      委員長説示

       最近、官公庁における文書管理について報じられていましたが、私もかつて、記録の重要性を痛感したことがあります。昭和60年ころ、私の会社を含むいくつかの企業が合同で製造した建設機材が、海外でのパイプライン敷設に用いられましたが、その建設機材に不具合が生じました。なぜ不具合が生じたか、徹底的な検証が行われましたが、当時、私の会社は、ものづくりに対して一生懸命だった一方で、記録を残すことに対する認識が不足していたため、関係記録を残しておらず、不具合の原因は分かりませんでした。その結果、製造責任として多額の費用負担が課せられました。
       これを教訓とし、関係記録をしっかりと保管管理するようにしたところ、その翌年、別の製品に不具合が生じましたが、関係記録のおかげで、私の会社がその原因ではないことが分かり、賠償金等は発生しませんでした。
       警察は、県民の安全安心を守るという、非常に重い責任が課せられた組織であり、その重い責任を果たすためにも、会議の記録や意思決定に至るまでの記録などを適切に保管管理することも重要と考えます。引き続き、適切な文書管理に努めていただきたいと思います。
        

      決裁事項

      1. 公安委員会定例会議の会議録
         総務室から、令和2年第15回公安委員会定例会議の会議録について伺いがあり了承した。          
      2. 公安委員会宛て苦情申出の受理
         総務室から、公安委員会宛て苦情申出の受理に関する伺いがあり了承した。   
      3. 審査請求の申立て
         警務部から、審査請求の申立てに関する伺いがあり了承した。
      4. 禁止命令発出結果
         生活安全部から、禁止命令発出に関する伺いがあり了承した。
      5. 「愛媛県暴力団排除条例一部改正案」に対するパブリックコメントの実施
         刑事部から、「愛媛県暴力団排除条例一部改正案」に対するパブリックコメントの実施に関する伺いがあり了承した。
      6. 特定抗争指定暴力団の指定通知書の交付送達
         刑事部から、特定抗争指定暴力団の指定通知書の交付送達に関する伺いがあり了承した。  
      7. 自動車運転免許技能試験官の指定
         交通部から、自動車運転免許技能試験官の指定に関する伺いがあり了承した。    
      8. 運転免許の行政処分に係る意見の聴取・聴聞
         交通部から、運転免許の行政処分に係る意見の聴取及び聴聞結果について報告があり、審議の結果28件の行政処分の決定について伺いがあり了承した。

      報告事項

      1. 生活安全警察業務支援システムの運用開始
         生活安全部長から、生活安全警察業務支援システムの運用開始について報告があった。
         委員から、
         素晴らしいシステムであり、効果的に活用しつつ、県民の安全安心を守っていただきたい。
        との発言があった。
      2. あおり運転による暴行事件等の検挙
         交通部長から、あおり運転による暴行事件等の検挙について報告があった。
      3. 高速道路交通警察隊の活動状況
         交通部長から、高速道路交通警察隊の活動状況について報告があった。
         委員から、
         新型コロナ自粛解除後は、人の動きも活発となり交通事故の増加も懸念されることから、しっかりと対応をしていただきたい。
        との発言があった。    
      4. 令和2年度愛媛県警察災害対策委員会の開催結果
         警備部長から、令和2年度愛媛県警察災害対策委員会の開催結果について報告があった。    
      5. 安全運転管理者講習の実施
         交通部から、安全運転管理者講習の実施について報告があった。 

      その他

      1.  本部長から、「委員長ご指摘のとおり、文書の保管管理の重要性を認識し、引き続き適切な文書管理に努めていく。」との発言があった。

      公安委員会定例会議(第15回)の開催状況

      1. 日 時
        令和2年6月17日(水)
        午後1時30分 〜 午後4時25分

      2. 出席者 曽我部委員長、渡部委員、増田委員
        本部長、総務室長、警務部長、首席監察官、生活安全部長、刑事部長、交通部長、警備部長、警察学校長、情報通信部長、総務課長

      3. 議事の概要

      増田委員説示

       ニューヨーク市の病院で新型コロナウイルス感染症の治療を指揮していた49歳の女性医師が自殺したとの新聞記事を読みました。この医師は一日18時間勤務し、病院の廊下で睡眠をとり、自らも感染し、回復したものの自殺したそうです。
       精神科医のヴィクトール・E・フランクルは、1947年、「夜と霧」を出版し、ナチスの強制収容所に送られた自らの体験を綴っています。収容所では、生きていく希望を失った人間から死んでいったという状況の中で、自殺を口にするようになった2人の収容者に対し、その人に備わっているかけがえのなさを意識させ、再び生き続ける気持ちにさせた体験を記し、過酷な状況下でも、希望をなくさないこと、人生が自分に期待している何かがあると気付かせ未来の目的を見つめさせることが重要であると説いています。
       フランクル自身は、収容所で離れ離れになった妻との再会を信じて生き抜きました。
        警察官も、過酷な現場に向き合うことが多々ある職業です。過酷な現場に臨む際には、@期間を限定して明示する、A交代要員を準備するなど、職員の心が壊れないように組織的に配慮していくことが必要です。

      決裁事項

      1. 公安委員会定例会議の会議録
         総務室から、令和2年第14回公安委員会定例会議の会議録について伺いがあり了承した。        
      2. 警察記念日表彰における公安委員表彰の選考
         警務部から、警察記念日表彰における公安委員表彰の選考について伺いがあり了承した。   
      3. 審査請求の申立て及び総括審理官等の指名
         警務部から、審査請求の申立て及び総括審理官等の指名について伺いがあり了承した。   
      4. 運転免許の行政処分に係る意見の聴取・聴聞
         交通部から、運転免許の行政処分に係る意見の聴取及び聴聞結果について報告があり、審議の結果28件の行政処分の決定について伺いがあり了承した。

      報告事項

      1. 令和2年6月定例県議会の開催
        総務室長から、令和2年6月定例県議会の開催について報告があった。
      2. 「令和2年版まもると安心の白書」の発行
         警務部長から、「令和2年版まもると安心の白書」の発行について報告があった。
      3. 令和2年度愛媛県警察事務職員等採用試験の申込状況
         警務部長から、令和2年度愛媛県警察事務職員(上級)等採用試験の申込状況について報告があった。
         委員から、
         若手担当者の柔軟な発想も活かしつつ、より多くの優秀な人材の確保に努めていただきたい。
        との発言があった。
      4. 愛媛県警察メンター制度の推進状況
         警務部長から、愛媛県警察メンター制度の推進状況について報告があった。
         委員から、
         この制度は、採用間もない若手職員を、組織で温かく見守るものであるとともに、助言・指導を行う先輩職員の能力を高めることにもつながり、素晴らしいものと感じている。引き続き、同制度をしっかりと活用していただきたい。
        との発言があった。
      5. 交通重大事故抑止3か月対策の実施
         交通部長から、交通重大事故抑止3か月対策(第3期)の実施について報告があった。
         委員から、
         子どもの交通事故防止に向けた対策等もしっかりと行っていただきたい。
        との発言があった。    
      6. 脅迫事件被疑者の逮捕
         生活安全部長から、脅迫事件被疑者の逮捕について報告があった。    
      7. 監察案件に関する報告
         警務部から、監察案件に関する報告があった。    
      8. 苦情の受理及び処理状況
         総務室から、苦情の受理及び処理状況について報告があった。    
      9. 今治市内における殺人事件捜査
         刑事部から、今治市内における殺人事件の発生について報告があった。    
      10. 愛媛県暴力団排除条例等の改正
         刑事部から、愛媛県暴力団排除条例等の改正について報告があった。  

      その他

      1.  本部長から、「我々は厳しい現場で対応しなければならないこともあるが、委員の説示にもあったように、一人一人を孤独にせず、いかに組織で対応し個人の心理的負担を和らげていくかが重要であると考えている」、「新型コロナウイルス感染症に関しては、自粛期間も明け人々の動きが活発化していく様子もうかがえるが、我々は慎重を期して、段階的な対応をとっていきたい」との発言があった。

      公安委員会定例会議(第14回)の開催状況

      1. 日 時
        令和2年6月3日(水)
        午後1時30分 〜 午後4時00分

      2. 出席者 曽我部委員長、渡部委員、増田委員
        本部長、総務室長、警務部長、首席監察官、生活安全部長、刑事部長、交通部長、警備部長、警察学校長、情報通信部長、総務課長

      3. 議事の概要

      渡部委員説示

       我が家の近所では、春以降、野鳥の鳴き声が聞こえ、最近では、ヒメボタルが幻想的な明かりを放ち始めました。新型コロナウイルスの影響で、何とも言えない不安な気持ちや時間が止まったかのような感覚を抱きますが、このように、季節は何ら変わることなく移ろいます。
       砥部町発行の広報紙6月号の表紙には、坂村真民さんの詩「必然(夜は必ず明け 光は必ず射してくる 念ずれば必ず花は咲き 道は必ず開いてくる この必然の祈りに生きよう)」が掲載されています。この力強い言葉は、私たちの心を鼓舞してくれるとともに、何となくやすらぎも感じられ、この詩に触れることで、ふと心が軽くなるような気がします。
       新型コロナウイルス関連では、全国的に自粛要請は緩和されましたが、第二波の到来が懸念されている地域もあります。このまま終息に向かうか否かは不明ですが、皆で力を出し合い、感染リスクの低減に努めることや、この時期だからできる業務等の見直しを進めていく必要があるのではないでしょうか。併せて、コロナ禍により様々な苦しみを抱えている方々に、少しでも寄り添うことのできる方法を考えていきましょう。

      決裁事項

      1. 公安委員会定例会議の会議録
         総務室から、令和2年第13回公安委員会定例会議の会議録について伺いがあり了承した。     
      2. 審査請求の申立て及び裁決
         警務部から、審査請求の申立て及び裁決について伺いがあり了承した。

      報告事項

      1. 警察記念日表彰式の開催
         首席監察官から、警察記念日表彰式の開催予定について報告があった。
      2. 公務災害認定状況
         警務部長から、公務災害認定状況について報告があった。
      3. 新型コロナウイルス感染症による犯罪情勢の変化及び取組状況
         生活安全部長から、新型コロナウイルス感染症による犯罪情勢の変化及び取組状況について報告があった。
         委員から、
         給付金詐欺の未然防止に向け、様々な機会を捉えての広報啓発に努めてほしい。
        との発言があった。
      4. 令和2年度初任科生に対する採用時教養の現状
         警察学校長から、令和2年度初任科生に対する採用時教養の現状について報告があった。
         委員から、
         引き続き、しっかりと教養や訓練を行ってほしい。
        との発言があった。
      5. 岡山市内における殺人未遂事件の発生
         刑事部から、岡山市内における殺人未遂事件の発生について報告があった。
      6. 監察案件に関する報告
         警務部から、監察案件に関する報告があった。    
      7. 今治市内における殺人事件の発生
         刑事部から、今治市内における殺人事件の発生について報告があった。
         委員から、
         適切に捜査を進めるとともに、地域住民の安全・安心の確保に努めていただきたい。
        との発言があった。

      その他

      1.  本部長から、「坂村真民さんの詩は、読んだ人の心を打つとともに勇気を与えてくれると感じている」、「新型コロナウイルス感染症対策に関しては、我々も徐々に緩和を行っているところであるが、“見られる立場”であることは忘れずに、引き続き、気を引き締めて対応していきたい」、「6月に入り、世間の動きの活発化に伴い、我々の取り扱う業務も増加すると思われるが、警戒は続けながら、しっかりと対応していきたい」との発言があった。

      公安委員会定例会議(第13回)の開催状況

      1. 日 時
        令和2年5月27日(水)
        午後1時30分 〜 午後4時40分

      2. 出席者 曽我部委員長、渡部委員、増田委員
        本部長、総務室長、警務部長、首席監察官、生活安全部長、刑事部長、交通部長、警備部長、警察学校長、情報通信部長、総務課長

      3. 議事の概要

      委員長説示

       新型コロナウイルスをめぐる政府の緊急事態宣言が解除されたとはいえ、まだまだ、浮かれるというわけには参りませんが、今回のコロナ騒動により、「当たり前のありがたさ」を再認識できたのではないかと感じています。
       何事も、うまく進んでいるときは、平穏に時間が流れていることが当たり前となり、ありがたいと感じる心や、見直すことを忘れてしまいがちです。私が、社長として会社を任されて数年目に、とあるきっかけで会社内の点検を行ったときに、危険な箇所が多数存在することに気付きました。今までよく事故が起こらなかったものだとホッとするとともに、事故がないことが当たり前と感じていたことを反省し、当たり前と思っていたことを見直すことの重要性を痛感しました。
       「当たり前のありがたさ」に感謝することと併せて、当たり前と思っていることを色々と見直すことも必要です。今が良いチャンスではないでしょうか。

      決裁事項

      1. 公安委員会定例会議の会議録
         総務室から、令和2年第12回公安委員会定例会議の会議録について伺いがあり了承した。
      2. 警察署協議会委員の委嘱及び委嘱状の交付
         総務室から、警察署協議会委員の委嘱及び委嘱状の交付について伺いがあり了承した。
      3. 審査請求の申立て及び総括審理官等の指名
         警務部から、審査請求の申立て及び総括審理官等の指名について伺いがあり了承した。
      4. 禁止命令発出結果報告
         生活安全部から、禁止命令発出結果報告があり了承した。
      5. 愛媛県迷惑行為防止条例に係る処分基準の制定
         生活安全部から、愛媛県迷惑行為防止条例に係る処分基準の制定について伺いがあり了承した。
      6. 愛媛県公安委員会事務専決規程の一部改正
         生活安全部から、愛媛県公安委員会事務専決規程の一部改正について伺いがあり了承した。
      7. 風営適正化法に基づく指定試験機関への試験事務の委任
         生活安全部から、風営適正化法に基づく指定試験機関への試験事務の委任について伺いがあり了承した。
      8. 警察の用に供している公有財産及び物品が損壊された場合の告訴権
         刑事部から、警察の用に供している公有財産及び物品が損壊された場合の告訴権の委任について伺いがあり了承した。    
      9. 表彰上申
         交通部から、表彰上申があり了承した。    
      10. 運転免許の行政処分に係る意見の聴取・聴聞
         交通部から、運転免許の行政処分に係る意見の聴取及び聴聞結果について報告があり、審議の結果19件の行政処分の決定について伺いがあり了承した。 

      報告事項

      1. 犯罪被害者支援の取組
         総務室長から、犯罪被害者支援の取組について報告があった。
         委員から、
         警察が中心となりしっかりと取り組んでいただいているが、更に色々な団体等と連携しつつ、広がりを持った活動を推進していただきたい。
        との発言があった。
      2. 災害発生に備えた重機取扱訓練の実施
         警備部長から、災害発生に備えた重機取扱訓練について報告があった。
         委員から、
         重機は、日頃からしっかりと点検整備を行わなければ、いざというときに動かなくなる。
         運転中に転倒等の事故が発生することもあるので、訓練実施に当たっては十分に注意を払っていただきたい。
        との発言があった。
      3. 愛媛県機動警察通信隊の訓練等の状況
         情報通信部長から、愛媛県機動警察通信隊の訓練等の状況について報告があった。
      4. 新型コロナウイルス感染症対策の取組状況
         警備部長及び警務部長から、新型コロナウイルス感染症対策の取組状況について報告があった。
      5. 一般住宅における変死体の発見
         刑事部長から、一般住宅における変死体の発見について報告があった。
         委員から、
         早急に事案の全容を把握し、適切な措置を取ることで地域住民の安全・安心を図っていただきたい。
        との発言があった。
      6. 苦情の受理及び処理状況
         総務室から、苦情の受理及び処理状況について報告があった。
      7. 風俗営業を営む者に対する不利益処分に係る聴聞の実施
         生活安全部から、風俗営業を営む者に対する不利益処分に係る聴聞の実施について報告があった。
      8. 飲食店を営む者に対する不利益処分に係る聴聞の実施
         生活安全部から、飲食店を営む者に対する不利益処分に係る聴聞の実施について報告があった。
      9. 愛媛県運転免許センターの業務の一部再開
         交通部長から、愛媛県運転免許センターの業務の一部再開について報告があった。
      10. 教習所関連報告
         交通部から、教習所関連報告があった。
      11. 感染防護資機材の着脱要領
         警備部から、感染防護資機材の着脱要領の動画配信について報告があった。
         

      その他

      1.  本部長から、「新型コロナウイルス関連では、警察業務においても、各種会合が中止になることで、県民に伝えたいことが伝えられないなど、これまで当たり前に行ってきたことができない状況がある。まさに我々も“当たり前のありがたさ”を実感しているところであるが、県民の安全・安心の確保のため、見直すところはしっかりと見直しつつ、最大限の努力をしていく」、「感染警戒期、縮小期と移行していくにあたり、警戒し続けるとの姿勢は保ちつつ、国、県の動向もうかがいながら、段階的にどのように解除していくか、警察にふさわしい解除のあり方について検討していきたい」との発言があった。

      公安委員会定例会議(第12回)の開催状況

      1. 日 時
        令和2年5月13日(水)
        午後1時30分 〜 午後4時20分

      2. 出席者 曽我部委員長、渡部委員、増田委員
        本部長、総務室長、警務部長、首席監察官、生活安全部長、刑事部長、交通部長、警備部長、警察学校長、情報通信部長、総務課長

      3. 議事の概要

      増田委員説示

       カミュの小説「ペスト」は、「194]年、仏領アルジェリアの港町オランでペストがまん延した」という設定で、植民地総督府が町を閉鎖(ロックダウン)する中、まん延が明確な理由も分からないまま終息していく様子が描かれています。主人公の医師は、“ペストと戦う唯一の方法は、誠実さである”、“(誠実さとは)僕の場合は自分の職務を果たすことと心得ている”と話します。つまり、ペストと戦うためには、一人の英雄が超人的な力を発揮して戦うのではなく、全ての人が自分の務めを果たさなければならないということを教えてくれています。
       新型コロナウイルス感染症がまん延し先が見通せない中で、我々の果たすべき務めとは、@宙ぶらりんな状態に耐える力、すなわちネガティブ・ケイパビリティを持つこと、A自らが感染しないこと、B組織や社会の一員として自らの置かれた立場でその役割を果たすことの3点です。警察に対しては、新型コロナウイルス感染症に便乗した詐欺や県外ナンバーの車を傷つけたり、あおる行為などの犯罪を見逃すことなくきちんと摘発し、人々の不安を除去することが求められます。
       今は、皆が力を合わせて、各自の務めをしっかりと果たしつつ、先の見えない宙ぶらりんな状態に耐えていきましょう。

      決裁事項

      1. 公安委員会定例会議の会議録
         総務室から、令和2年第11回公安委員会定例会議の会議録について伺いがあり了承した。
      2. 警察署協議会委員欠員補充候補者の決定
         総務室から、警察署協議会委員欠員補充候補者の決定に関する伺いがあり了承した。
      3. 公安委員会宛て苦情に対する回答
         総務室から公安委員会宛て苦情に対する回答について伺いがあり了承した。
      4. 犯罪被害者等早期援助団体の規則に基づく書類提出
         総務室から、犯罪被害者等早期援助団体の規則に基づく書類提出に関する報告があり了承した。
      5. 禁止命令発出結果報告
         生活安全部から、禁止命令発出結果報告があり了承した。
      6. 警察の用に供している公有財物及び物品が損壊された場合の告訴権
         刑事部から、警察の用に供している公有財物及び物品が損壊された場合の告訴権に関する伺いがあり了承した。
      7. 自動車運転免許技能試験官の指定
         交通部から、自動車運転免許技能試験官の指定について伺いがあり了承した。
      8. 運転免許の行政処分に係る意見の聴取・聴聞
         交通部から、運転免許の行政処分に係る意見の聴取及び聴聞結果について報告があり、審議の結果20件の行政処分の決定について伺いがあり了承した。 

      報告事項

      1. 令和2年度警察官採用試験の申込状況
         警務部長から令和2年度警察官(大学卒)採用試験の申込状況について報告があった。
      2. 令和2年度愛媛県警察事務職員等の採用募集活動
         警務部長から、令和2年度愛媛県警察事務職員(上級)等の採用募集活動について報告があった。
      3. 令和元年度中の本県における随時監察実施状況
         首席監察官から、令和元年度中の本県における随時監察実施状況について報告があった。
      4. 「あおり運転撲滅BOX」の開設
         交通部長から、「あおり運転撲滅BOX」の開設について報告があった。
      5. 春の交通安全運動の実施結果
         交通部長から、春の全国交通安全運動の実施結果について報告があった。
      6. 新型コロナウイルス感染症対策の取組状況
         本部長から、新型コロナウイルス感染症対策の取組状況について報告があった。
         委員から、



         警察官を新型コロナウイルス感染のおそれのある現場等へ臨場させる際には、できる限り感染予防策を講じるように努めてほしい。
         新型コロナウイルス感染症対策は、感染が落ち着いても、急に緩めることがないよう慎重な対応をしてほしい。
        との発言があった。  

      その他

      1.  本部長から、「警察としても、新型コロナウイルス感染症に乗じた給付金詐欺等の未然防止に向けた各種取組をしっかりと行うことと併せて、職員の感染防止対策も引き続き万全を期していきたい。我々は、いざという時のために、一人一人が組織的・社会的な務めを果たす、いわゆる自制の働く組織であり続けることと、しっかりと県民の安全・安心を守るための仕事を行うことの両立を図りながら、引き続き頑張っていきたい。」との発言があった。

      公安委員会定例会議(第11回)の開催状況

      1. 日 時
        令和2年4月15日(水)
        午後1時30分 〜 午後4時15分

      2. 出席者 曽我部委員長、渡部委員、増田委員
        本部長、総務室長、警務部長、首席監察官、生活安全部長、刑事部長、交通部長、警備部長、情報通信部長、総務課長

      3. 議事の概要

      渡部委員説示

       新型コロナウイルスに的確に対処するには、トップの意識、判断力及び行動力が重要であると考えています。4月8日の公安委員会定例会議で、本部長から、今年の初任科生等の入校式について、来賓等の出席はなく、課程ごとに3回に分け実施したとの報告を受けました。入校生は、関係者や家族等の参加もなく寂しさを感じたかもしれませんが、このようにトップが危機感を持った姿勢を示したことで、入校生も今は緊急事態であると身をもって感じたのではないでしょうか。
       世間では、暗い話題が多くなっており、そうした雰囲気に、子供も多大なストレスを抱えているのではないかと心配している中、先般、「西条西署員が子供に登校指導を行った」というニュースを見て、子供も「自分たちは警察官に守られている」との気持ちを持つことができたのではないかと感じています。
       今後、経済状態が不安定になり治安が悪化してくれば、警察に課せられる任務も厳しいものが出てくる可能性もありますが、先の子供の例のように“住民が警察官の姿を見るだけで安心する”ような取組を、引き続き実施してほしいと思います。

      決裁事項

      1. 公安委員会定例会議の会議録
         総務室から、令和2年第10回公安委員会定例会議の会議録について伺いがあり了承した。
      2. 犯罪被害者等早期援助団体からの定期提出書類の提出
         総務室から、「犯罪被害者等早期援助団体からの定期書類の提出」に関する伺いがあり了承した。
      3. 会計監査の令和元年度実施結果及び令和2年度実施計画
         警務部から、愛媛県警察会計監査に関する訓令に基づく会計監査の令和元年度実施結果の報告及び令和2年度実施計画の伺いがあり了承した。
      4. 禁止命令発出結果報告
         生活安全部から、禁止命令発出結果報告があり了承した。
      5. 運転免許の行政処分に係る意見の聴取・聴聞
         交通部から、運転免許の行政処分に係る意見の聴取及び聴聞結果について報告があり、審議の結果16件の行政処分の決定について伺いがあり了承した。 

      報告事項

      1. 令和元年度第3回警察署協議会の開催状況
         総務室長から、令和元年度第3回警察署協議会の開催状況について報告があった。
      2. 愛媛県警察ひめロール制度の推進状況
         警務部長から、愛媛県警察ひめロール制度の推進状況について報告があった。
      3. 春の交通安全運動の実施概要
         交通部長から、春の交通安全運動の実施概要について報告があった。
      4. 適正捜査の推進
         刑事部長及び総務室長から、適正捜査の推進について報告があった。
         委員から、
         適正捜査の更なる推進に向け、引き続き、巡回指導等教養の機会を充実させてほしい。
        との発言があった。
      5. 監察案件の報告
         首席監察官から、監察案件についての報告があった。
      6. 苦情の受理及び処理状況
         総務室から、苦情の受理及び処理状況について報告があった。
         委員から、
         苦情を業務にいかしていくことも大切であるが、警察に寄せられたお礼なども紹介しつつ職員の意識を高めていくことも必要である。
        との発言があった。
      7. 放火事件被疑者の逮捕
         刑事部から、放火事件被疑者の逮捕について報告があった。
      8. 特殊詐欺事件被疑者の逮捕
         刑事部から、特殊詐欺事件被疑者の逮捕について報告があった。  

      その他

      1. 本部長から、「新型コロナウイルスが猛威を振るっているが、警察でも、@運転免許証の有効期限の延長措置、A繁華街におけるパトロール強化及び声掛けの実施など、県民の安心や安全の確保に向けた施策を積極的に実施しているところである。併せて、職員の感染リスクの低減に向けた各種対策も万全としていく。」との発言があった。

      公安委員会定例会議(第10回)の開催状況

      1. 日 時
        令和2年4月8日(水)
        午後1時30分 〜 午後4時45分

      2. 出席者 曽我部委員長、渡部委員、増田委員
        本部長、総務室長、警務部長、首席監察官、生活安全部長、刑事部長、交通部長、警備部長、情報通信部長、総務課長

      3. 議事の概要

      委員長説示

       2月5日の定例会議では、「今年はオリンピック・パラリンピック開催を控えており、それに応じた業務の推進」についての話をしましたが、2月、3月と新型コロナウイルスが猛威を振るい、状況は激変し、3月下旬にはオリンピックが延期となり、現在では、全世界で感染者が130万人を超え、日本でも昨日には緊急事態宣言が発出される事態となっています。
       緊急事態宣言の期間は1か月ですが、1か月が経過した後も気を抜かずに、引き続き、適度な緊張感は保ちつつ事態に対処しなければなりません。
       新型コロナウイルスについて、恐れることは大切ですが、正しく恐れることが重要です。SNSでデマのような情報が蔓延する嫌な時代ですが、現状を正しく認識し、正常な精神状態を保ちつつ、この事態を皆で乗り越えていきましょう。

      決裁事項

      1. 公安委員会定例会議の会議録
         総務室から、令和2年第9回公安委員会定例会議の会議録について伺いがあり了承した。
      2. 愛媛県情報公開・個人情報保護審査会への諮問
         総務室から、愛媛県情報公開・個人情報保護審査会への諮問について伺いがあり了承した。
      3. 審査請求の申立て及び総括審理官等の指名
         警務部から、審査請求の申立て及び総括審理官等の指名の伺いがあり了承した。
      4. 禁止命令発出結果報告
         生活安全部から、禁止命令発出結果報告があり了承した。
      5. 自転車防犯登録事業における実施要領の変更承認の申請
         生活安全部から、自転車防犯登録事業における実施要領の変更承認の申請があり了承した。
      6. 運転免許の行政処分に係る意見の聴取・聴聞
         交通部から、運転免許の行政処分に係る意見の聴取及び聴聞結果について報告があり、審議の結果12件の行政処分の決定について伺いがあり了承した。 

      報告事項

      1. 「第34回勲章伝達式」の開催
         首席監察官から、「第34回勲章伝達式」の開催について報告があった。
      2. 中国人グループによる不正アクセスに係る詐欺事件の検挙
         生活安全部長から、中国人グループによる不正アクセスに係る詐欺事件の検挙について報告があった。
      3. 交通重大事故抑止3か月対策の実施
         交通部長から、交通重大事故抑止3か月対策の実施について報告があった。
         委員から、
         速度を抑えることの重要性を、いかに運転者に伝えていくかが大事である
        旨の発言があった。
      4. 新型コロナウイルス感染症対策の取組状況
         警備部長ほかから、県警における新型コロナウイルス感染症対策の取組状況について報告があった。
         委員から、
         様々な想定に対し、しっかりと対策が検討されている。引き続き、万全の対策を取りつつ、県民の安全・安心の確保に努めていただきたい
        との発言があった。
      5. 監察案件の報告
         首席監察官から、監察案件について報告があった。
      6. 春の全国交通安全運動実施状況の概要
         交通部から、コロナウイルス感染症対策を踏まえた春の全国交通安全運動実施状況の概要について報告があった。
      7. 新型コロナウイルス感染症への具体的対応状況
         警備部から、新型コロナウイルス感染症への具体的対応状況について報告があった。  

      その他

      1. 本部長から、「本部長から、「新型コロナウイルスが猛威を振るっているが、警察でも、業務継続のためにどのようにすべきか、危機感を持ち、全部門横断的に知恵を出し合いつつ全力で取り組んでいるところである。引き続き、他機関で実施している対策も参考とし、横の連携も取りつつ、抜かりなく対策を実施していく。」との発言があった。」との発言があった。
      2. 本部長から、4月6日警察学校で行われた初任科第178・第179期、一般職員初任科第33期入校式に関する発言があった。

      公安委員会定例会議(第9回)の開催状況

      1. 日 時
        令和2年3月25日(水)
        午後1時30分 〜 午後4時00分

      2. 出席者 曽我部委員長、渡部委員、増田委員
        本部長、総務室長、警務部長、首席監察官、生活安全部長、刑事部長、交通部長、警備部長、警察学校副校長、情報通信部長、総務課長

      3. 議事の概要

      増田委員説示

       新型コロナウィルスが猛威を振るっており、東京や大阪、そしてイタリア、スペインなどでは感染拡大が続き、依然警戒が必要ですが、季節は、ようやく桜の開花を迎えるころとなりました。
       二十四節気の一つ、「清明」は、「清くて明るく、物がみな輝くような春の季節」という意味で、今年は、4月4日から始まります。
       警察小説の中に「隠蔽捜査」シリーズがあり、最新作の第8作目は「清明」というタイトルで、清明の時節を詠んだ有名な漢詩が引用されています。このシリーズの第2作目「果断」には、人質立てこもり事件が出てきます。愛媛県内ではかつて人質立てこもり事件が複数発生しており、3月4日の公安委員会でも、刑事部から、今年1月に発生した島根の事件を受けて、立てこもり事件の対応訓練を実施したとの報告を受けています。
       この種事案が発生した際には、人質を無事に解放させることが最優先ですが、警察官の方にも受傷等の事故があってはなりません。また、長時間にわたる説得、交渉や強行突入のタイミングなど難しい判断が要求されることになります。普段からの訓練の積み重ねによってスキルアップを目指し、いつ事件が発生しても対処できるようにしておいてください。

      決裁事項

      1. 令和2年第8回公安委員会定例会議の会議録
         総務室から、令和2年第8回公安委員会定例会議の会議録について伺いがあり了承した。
      2. 警察署協議会委員の委嘱及び委嘱状の交付
         総務室から、警察署協議会委員の委嘱及び委嘱状の交付について伺いがあり了承した。
      3. 公安委員会宛て苦情申出書に対する回答
         総務室から、公安委員会宛て苦情申出書に対する回答について伺いがあり了承した。
      4. 審査請求の申立て及び総括審理官等の指名
         警務部から、審査請求の申立て及び総括審理官等の指名について伺いがあり了承した。
      5. 運転免許の事後取消し
         交通部から、運転免許の事後取消しについて伺いがあり了承した。
      6. 自動車運転免許技能試験官の指定
         交通部から、自動車運転免許技能試験官の指定について伺いがあり了承した。
      7. 運転免許の行政処分に係る意見の聴取・聴聞
         交通部から、運転免許の行政処分に係る意見の聴取及び聴聞結果について報告があり、審議の結果20件の行政処分の決定について伺いがあり了承した。 

      報告事項

      1. 令和2年2月定例県議会の開催結果
         総務室長から、令和2年2月定例県議会の開催結果について報告があった。
      2. 大麻取締法違反事件の検挙
         刑事部長から、大麻取締法違反事件の検挙について報告があった。
         委員から、
         引き続き、しっかりと取り締まってほしい。
        との発言があった。
      3. 初任科生の入校式の実施
         警察学校副校長から、初任科生の入校式の実施について報告があった。
      4. 適正捜査に向けた取組の推進状況
         刑事部から、適正捜査に向けた取組の進捗状況について報告があった。
         委員から、
         現場判断についての教養を充実させてほしい。
        との発言があった。
      5. 警察職員の任用
         警務部から、警察職員の任用について報告があった。
      6. 助成金詐欺事件の検挙について
         生活安全部から、助成金詐欺事件の検挙について報告があった。
      7. 地域警察官の職務執行
         生活安全部から、地域警察官の職務執行について報告があった。

      その他

      1. 本部長から、「聖火リレー及びオリンピック延期に伴い、業務の組直しが必要となってくるが、治安に支障を来さないよう抜かりなく行っていきたい」との発言があった。

      公安委員会定例会議(第8回)の開催状況

      1. 日 時
        令和2年3月11日(水)
        午後1時30分 〜 午後5時00分

      2. 出席者 曽我部委員長、渡部委員、増田委員
        本部長、総務室長、警務部長、首席監察官、生活安全部長、刑事部長、交通部長、警備部長、警察学校長、情報通信部長、総務課長

      3. 議事の概要

      渡部委員説示

       東日本大震災から今日で9年が経ちました。本日の午後2時46分、発災時に合わせて哀悼の意を込め黙祷を捧げましたが、まだまだ、被災した方々は大変な状況が続いており、復興途中であると感じています。
       新型コロナ感染症の影響で、県内の学校が一斉に休校となっています。子ども達の生活環境はさまざまで、ご両親が共働きの家庭など、一人で自宅で過ごすことが難しい子ども達もいます。また、自由に屋外に出て遊ぶこともできない状態が続けば、子ども達の学習能力や精神的にも影響がでてくるのではないかと心配が尽きません。ニュース等で子ども達の姿が繁華街で見られ、感染症予防対策の観点から見ると問題と報じられておりますが、子ども達が事件・事故に巻き込まれないようにすることが大切だと感じています。
       県警では、新型コロナウイルス感染症の広がりに伴い、いろいろな対応や準備をしていますが、子ども達が事件・事故に遭わないように、地域や学校などの関係機関と連携し、しっかりと子ども達を見守ってほしいと思います。

      決裁事項

      1. 公安委員会定例会議の会議録について
         総務室から、令和2年第7回公安委員会定例会議の会議録について伺いがあり了承した。
      2. 警察署協議会委員欠員補充候補の決定について
         総務室から、警察署協議会委員の欠員補充候補者の決定について伺いがあり了承した。
      3. 規則の改正について
         警務部から、愛媛県警察本部組織規則の改正及び愛媛県警察の交番等の名称、位置及び所管区に関する規則の改正について伺いがあり了承した。
      4. 愛媛県留置施設視察委員の任命について
         警務部から、愛媛県留置施設視察委員の任命について伺いがあり了承した。
      5. 交通規制の実施について
         交通部から、交通規制の実施について伺いがあり了承した。
      6. 愛媛県道路交通規則の一部改正について
         交通部から、愛媛県道路交通規則の一部改正について伺いがあり了承した。
      7. 愛媛県公安委員会事務専決規程の一部改正について
         交通部から、愛媛県公安委員会事務専決規程の一部改正について伺いがあり了承した。
      8. 審査請求の裁決について
         交通部から、道路交通法違反に係る不利益処分の審査請求に対する裁決等について伺いがあり了承した。
      9. 運転免許の行政処分に係る意見の聴取・聴聞について
         交通部から、運転免許の行政処分に係る意見の聴取及び聴聞結果について報告があり、審議の結果21件の行政処分の決定について伺いがあり了承した。

      報告事項

      1. 警察官の採用募集活動について
         警務部長から、令和2年度の警察官(大学卒)の採用募集活動について報告があった。
         委員から、
         愛媛県警が作成した職員採用を募集するプロモーションビデオを広く活用して、有望な人材確保に努めてほしい。
        との発言があった。
      2. 在留外国人等安全対策の取組について
         警務部長から、在留外国人等安全対策の取組状況について報告があった。
      3. 愛媛県警察職員ピアサポート制度の導入について
         警務部長から、愛媛県警察職員ピアサポート制度の導入について報告があった。
         委員から、
         職員との信頼関係を大切にして、有効な支援制度にしてほしい。
        との発言があった。
      4. 訟務案件に関する報告について
         首席監察官から、訟務案件に関する報告があった。
      5. 学校の一斉臨時休業に伴う対応について
         生活安全部長から、新型コロナウイルス感染症対策による学校の一斉臨時休業に伴う街頭活動の強化等について報告があった。
      6. 新型コロナウイルス感染症への対応状況について
         警備部長から、新型コロナウイルス感染症への対応状況について報告があった。
      7. 苦情の受理及び処理状況について
         総務室から、苦情の受理及び処理状況について報告があった。
      8. 交通安全施設等の整備の在り方について
         交通部から、愛媛県における持続可能な安全施設等の整備の在り方について報告があった。

      その他

      1. 本部長から、「新型コロナウイルス感染症の広がりが社会不安に繋がらないよう、関係機関と連携しながら、組織の総合力を発揮して、的確に対応していきたい。」との発言があった。

      公安委員会定例会議(第7回)の開催状況

      1. 日 時
        令和2年3月4日(水)
        午後2時00分 〜 午後4時00分

      2. 出席者 曽我部委員長、渡部委員、増田委員
        本部長、総務室長、警務部長、首席監察官、生活安全部長、刑事部長、交通部長、警備部長、警察学校長、情報通信部長、総務課長

      3. 議事の概要

      委員長説示

       卒業式や入社式の自粛や縮小、ホテルでの宿泊客の減少、イベント・宴会の中止など、新型コロナウイルス感染症の広がりが県内にも様々な影響を与えている。
       また、インターネット上のデマにより、マスク以外の紙製品にまで、不足が生じている。
       1970年のアメリカで、自動車の排気ガス中の一酸化炭素などの排出量を厳しく規制した「マスキー法」が施行されたことで、日本の自動車がアメリカに輸入できなくなったが、ホンダは、これまでの技術を徹底して見直し、新しい燃焼システムを追求した結果、この基準をクリアした新型エンジンを開発した。
       突然の困難に遭遇したとき、氾濫する情報の嘘を見抜いて正確な判断をすることは難しいが、デマにだまされることなく現状を正しく認識し、とことん対策を考えることが大切である。県警の適切な対応を期待している。

      決裁事項

      1. 公安委員会定例会議の会議録について
         総務室から、令和2年第6回公安委員会定例会議の会議録について伺いがあり了承した。
      2. 少年指導委員の委嘱について
         生活安全部から、令和2年度の少年指導委員の委嘱について伺いがあり了承した。

      報告事項

      1. 情報公開・個人情報開示の請求状況について
         総務室長から、令和元年の情報公開・個人情報開示の請求状況について報告があった。
      2. 警察と消防との女性職員交流会の開催結果について
         警務部長から、警察と消防との女性職員交流会の開催結果について報告があった。
         委員から、
         職員同士の交流により有事の際の連携が深まることが期待できる。
        との発言があった。
      3. 人事案件について
         警務部長から、人事案件について報告があった。
      4. 損害賠償事案の知事専決処分について
         首席監察官から、損害賠償事案の知事専決処分について報告があった。
      5. 視聴覚教材の作成と活用について
         警察学校長から、業務の高度化・合理化を目的とした視聴覚教材の作成と活用について報告があった。
      6. 令和2年「春の全国交通安全運動」の取組案について
         交通部長から、令和2年「春の全国交通安全運動」の取組案について報告があった。
         委員から、
         引続き、あおり運転などの危険運転の取締や高齢運転者等の安全対策を進めてほしい。
        との発言があった。
      7. 「第1回愛媛県警察新型コロナウイルス対策警備本部」会議の開催について
         警備部長から、「第1回愛媛県警察新型コロナウイルス対策警備本部」会議の開催状況について報告があった。
      8. 助成金詐欺事件の検挙について
         生活安全部から、助成金詐欺事件の検挙について報告があった。
      9. 立てこもり事案を想定した訓練の実施について
         刑事部から、立てこもり事案を想定した訓練の実施について報告があった。

      その他

      1. 委員から、「県警の業務の高度化・効率化を推進するための工夫や努力を評価する。これらの取組については、PDCA(計画・実行・評価・改善)のサイクルを繰り返し、現場の職員の仕事がやりやすく効率的になるように進めてほしい。」との発言があった。
      2. 本部長から、「業務の高度化・効率化については、本当に必要なもの、簡素化できるものを見極め、他県の施策なども活用しながら、継続的に進めて行く。」との発言があった。

      公安委員会定例会議(第6回)の開催状況

      1. 日 時
        令和2年2月26日(水)
        午後1時30分 〜 午後5時00分

      2. 出席者 曽我部委員長、渡部委員、増田委員
        本部長、総務室長、警務部長、首席監察官、生活安全部長、刑事部長、交通部参事官、警備部長、警察学校長、情報通信部長、総務課長

      3. 議事の概要

      増田委員説示

       アメリカ南部のアラバマ州で、乗合バスに乗っていて白人に席を譲らなかったという理由で逮捕された黒人女性ローザ・パークス、パキスタンのタリバンの一員からスクールバスの中で頭部に銃撃を受けたマララ・ユスフザイ(当時15歳)、スウェーデンの国会議事堂前で、たった一人で座り込みを始めたグレタ・トゥーンベリ(当時15歳)。
       ローザさんは、黒人が白人に席を譲らなければならない正当な理由はないことを態度で示し、差別撤廃のきっかけとなった。マララさんは、女性にも教育を受ける権利があると訴え、グレタさんは、地球温暖化の前に行動を起こそうとしない大人たちに抗議し、2人の少女の活動は、世界中の、特に若者たちの共感を得た。
       地球温暖化を楽観視する意見もあるが、南極でこれまでにない高温を記録したというニュースや西日本豪雨、オーストラリアの大規模な森林火災等を目にすると、今後も自然災害は多発し、警察の出番も多くなると考えられる。
       常に備えを怠らず、何があっても県民の安全を守るために適切な行動を取れるようにしておいてもらいたい。

      決裁事項

      1. 公安委員会定例会議の会議録について
         総務室から、令和2年第5回公安委員会定例会議の会議録について伺いがあり了承した。
      2. 苦情申出に対する回答について
         総務室から、公安委員会宛て苦情申出に対する回答について伺いがあり了承した。
      3. 令和2年度組織別定数の策定について
         警務部から、令和2年度の組織別定数の策定について伺いがあり了承した。
      4. 警察署協議会委員の解職申請について
         総務室から、警察署協議会員の解職申請について伺いがあり了承した。
      5. 運転免許の行政処分に係る意見の聴取・聴聞について
         交通部から、運転免許の行政処分に係る意見の聴取及び聴聞結果について報告があり、審議の結果17件の行政処分の決定について伺いがあり了承した。

      報告事項

      1. 定例県議会の開催について
         総務室長から、令和2年2月定例県議会の開催について報告があった。
      2. 令和元年中の警察相談受理状況について
         総務室長から、令和元年中の警察相談受理状況について報告があった。
         委員から、
         警察に寄せられる相談内容は様々であり、他の関係機関との連携した対応が必要となっている。
        との発言があった。
      3. 情報ネットワーク基盤の整備について
         総務室長から、情報ネットワーク基盤の整備について報告があった。
      4. 令和元年中におけるイノベーション関連事項の取組状況について
         警務部長から、令和元年中におけるイノベーション関連事項の取組状況について報告があった。
      5. 人事案件について
         警務部長から、人事案件について報告があった。
      6. 監察案件に関する報告について
         首席監察官から、監察案件に関する報告があった。
      7. 愛媛県警察サイバーセキュリティコンテストの実施結果について
         生活安全部長から、令和元年度における愛媛県警察サイバーセキュリティコンテストの実施結果について報告があった。
         委員から、
         広くコンテストに参加する職員を募り、職員の実務能力の向上と人材育成に努めてほしい。
        との発言があった。
      8. 繁華街対策の取組状況について
         生活安全部長から、繁華街対策の取組状況について報告があった。
      9. 適正捜査に向けた取組の推進状況について
         刑事部長及び総務室長から、適正捜査に向けた取組の推進状況などについて報告があった。
      10. 官製談合防止法違反被疑事件等の検挙について
         刑事部長から、松前町まちづくり課職員らによる官製談合防止法(入札談合等関与行為の排除及び防止並びに職員による入札等の公正を害すべき行為の処罰に関する法律)違反被疑事件等の検挙について報告があった。
      11. 外国人技能実習生をめぐる諸問題について
         警備部長から、外国人技能実習生をめぐる諸問題について報告があった。
      12. 鑑識・科学捜査技術研究発表会の開催結果について
         刑事部から、令和元年度の鑑識・科学捜査技術研究発表会の開催結果について報告があった。
      13. 交通事件対策班「E−TECT(イーテクト)」の活動強化について
         交通部から、交通事件対策班「E−TECT(イーテクト)」の活動強化について報告があった。

      その他

      1. 本部長から、「全国では、新型コロナウイルス感染の広がりに伴い、いろいろな活動に影響が出始めているが、県警においても必要に応じて適切に対応して行く。」との発言があった。

      公安委員会定例会議(第5回)の開催状況

      1. 日 時
        令和2年2月12日(水)
        午後1時30分 〜 午後5時00分

      2. 出席者 曽我部委員長、渡部委員、増田委員
        本部長、総務室長、警務部長、首席監察官、生活安全部長、刑事部長、交通部長、警備部長、警察学校長、情報通信部長、総務課長

      3. 議事の概要

      渡部委員説示

       県内における一大イベントの「愛媛マラソン」を終え、県警察をはじめ関係機関の皆様が交通規制等の対策を的確に講じていただきました。警察活動は、いろいろな立場の方と接しながら行っているため、イベントの大小にかかわらず、警察への協力を得るためには、活動中の接し方がとても大事になると思います。
       財布の紛失届出をした私の知人は、警察官が夜中にもかかわらず丁寧に話を聴いてくれたことや、その財布を実家に置き忘れていたことに気付き、申し訳ない気持ちでそのことを伝えに警察署に行くと、応対してくれた職員だけでなく、周りの職員も一緒に喜んでくれたことで、警察への心象が大きく変わったそうです。また、児童の通学を見守る活動をしているボランティアの方は、パトカーに乗った警察官から、“大変ご苦労様です。”とマイクで声をかけられたことで、“ボランティアと言う立場で見返りは求めていないが、やはり、こうして警察官に声を掛けてもらったことは嬉しくて、また頑張ろう。”とやる気と元気をもらったそうです。
       安全で安心できる社会の実現は県警察だけの活動では成し得ません。職員一人一人のちょっとしたひと言や、相手を思いやる態度が理解と協力を得るためには大切なことであることを忘れないでいてほしいと思います。

      決裁事項

      1. 公安委員会定例会議の会議録について
         総務室から、令和2年第4回公安委員会定例会議の会議録について伺いがあり了承した。
      2. 苦情申出の受理について
         総務室から、公安委員会宛て苦情申出の受理について伺いがあり了承した。
      3. 捜査関係事項照会の回答について
         総務室から、捜査関係事項照会に対する回答について伺いがあり了承した。
      4. 警察署協議会委員の解職申請について
         総務室から、警察署協議会員の解職申請について伺いがあり了承した。
      5. 公安委員会認定結果通知書の通知について
         交通部から、道路交通法に基づく安全運転管理者等講習委託、パーキング・チケット発給設備の管理等に関する業務委託、運転免許関係事務委託、更新時講習業務委託及び原付免許取得時講習委託に係る公安委員会認定結果通知書の通知について伺いがあり了承した。
      6. 運転免許の行政処分に係る意見の聴取・聴聞について
         交通部から、運転免許の行政処分に係る意見の聴取及び聴聞結果について報告があり、審議の結果25件の行政処分の決定について伺いがあり了承した。

      報告事項

      1. 令和元年中の苦情及び処理状況について
         総務室長から、令和元年中の苦情及び処理状況について報告があった。
      2. インドネシア国家警察の研修について
         警務部長から、インドネシア国家警察の研修を受け入れる予定について報告があった。
      3. 包括連携協定の締結について
         警務部長から、損害保険ジャパン日本興亜株式会社との「包括連携協定」の締結予定について報告があった。
      4. 情報管理システムの業務概要について
         警務部長から、愛媛県警察情報管理システムにおける教養実績等管理業務の概要について報告があった。
      5. 令和元年中の少年非行概況について
         生活安全部長から、令和元年中の少年非行概況について報告があった。
      6. 令和元年中の山岳遭難発生状況等について
         生活安全部長から、令和元年中の山岳遭難発生状況及び冬山警備訓練の実施について報告があった。
         委員から、
         大変な訓練だと思うが、くれぐれも事故防止に努めて、有事に備えてほしい。
        との発言があった。
      7. 交通事件対策班「E−TECT(イーテクト)」の発足について
         交通部長から、交通事件対策班「E−TECT(イーテクト)」の発足について報告があった。
      8. 愛媛マラソンの実施結果について
         交通部長から、第58回愛媛マラソンの実施結果について報告があった。
      9. 禁止命令の実施について
         生活安全部から、ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく禁止命令及び実施状況について報告があった。

      その他

      1. 委員から、「松山市内の繁華街を視察し、繁華街対策の必要性を感じている。ぜひ、効果的な対策を検討してほしい。」との発言があった。
      2. 本部長から、「松山市内の繁華街は四国で一番と認識しており、環境の乱れを見逃すことなく、しっかりと繁華街対策に取り組んで行く。」との発言があった。

      公安委員会定例会議(第4回)の開催状況

      1. 日 時
        令和2年2月5日(水)
        午後2時30分 〜 午後4時00分

      2. 出席者 曽我部委員長、増田委員、渡部委員
        本部長、総務室長、警務部長、首席監察官、生活安全部長、刑事部長、交通部長、警備部長、警察学校長、総務課長

      3. 議事の概要

      委員長説示

       2002年から2003年に、八千人を越える患者と七百人以上の死者を出したサーズ(SARS:重症急性呼吸器症候群)は、野生動物が病原菌の媒体となったといわれており、今回の新型コロナウイルス感染症では、コウモリが疑われている。サーズの流行で野生動物を食料として扱う場合にはリスクを伴うことを十分に学んだはずであるが、いまでも武漢では、40種以上の野生動物が食用として売られていることから、その当時の経験は活かされていたのだろうか。
       誰しも、過去の経験は活かしていかなければならないということは分っているが、やはり人間は、痛みを忘れると同じような過ちを犯してしまう。報道を見る限り、過去の経験は必ずしも将来の確かな指針にはならないようだ。また、統計や傾向の分析から将来を類推することも難しくなっていると感じる。
       今年は、オリンピック・パラリンピック開催を控えており、過去の経験から学んだ知識を活かすことは重要であるが、経験や前例のとおりにはいかない場合があるということも認識しなければならない。こうしたことを踏まえた上で、万全の体制で大会に臨むためには、今回の新型コロナウイルスによる感染症が一日も早く収束することを何よりも願っている。

      決裁事項

      1. 公安委員会定例会議の会議録について
         総務室から、令和2年第3回公安委員会定例会議の会議録について伺いがあり了承した。
      2. 審査請求の裁決について
         交通部から、道路交通法違反に係る不利益処分の審査請求に対する裁決等について伺いがあり了承した。

      報告事項

      1. 令和元年中の被疑者取調べ監督実施状況について
         総務室長から、令和元年中の被疑者取調べ監督実施状況について報告があった。
      2. 令和元年中の愛媛県警察音楽隊の活動状況について
         総務室長から、令和元年中の愛媛県音楽隊の活動状況について報告があった。
      3. 令和2年度の当初予算の概要について
         警務部長から、令和2年度の当初予算の概要について報告があった。
      4. 令和元年度の第2回管区監察の受監結果について
         首席監察官から、令和元年度の第2回管区監察の受監結果について報告があった。
      5. 第58回愛媛マラソンの実施に伴う交通対策について
         交通部長から、第58回愛媛マラソンの実施に伴う交通対策について報告があった。
      6. 不利益処分に係る聴聞の実施について
         生活安全部から、飲食店営業者に対する不利益処分に係る聴聞の実施予定について報告があった。
      7. 現住建造物等放火被疑事件の検挙について
         刑事部から、現住建造物等放火被疑事件の検挙について報告があった。

      公安委員会定例会議(第3回)の開催状況

      1. 日 時
        令和2年1月29日(水)
        午後1時30分 〜 午後5時00分

      2. 出席者 曽我部委員長、増田委員、渡部委員
        本部長、総務室長、警務部長、首席監察官、生活安全部長、刑事部長、交通部長、警備部長、警察学校長、情報通信部長、総務課長

      3. 議事の概要

      増田委員説示

       新型コロナウイルスの感染治療に当たっていた医師が亡くなった報道に触れ、過去に愛媛県警においても、防疫活動に従事したことで殉職した警察官が少なからずいることから、今も昔も警察官は、厳しい環境や条件の下であろうが仕事に対してベストを尽くすことが求められるということを改めて感じた。
       今回の疫病は、原因となるウイルスが特定されているので、有効な対策がとられると思うが、病原を見つけることが難しかった1850年代のロンドンでは、強烈な下痢を発症する病気が流行した。多くの人がばたばたと亡くなる事態に公衆衛生医師のジョン・スノーは、患者が発生した場所をマッピングしていき、ブロードストリートにあった井戸が原因となっているのではないかと判断、その井戸を使用禁止とした。この彼の素早い対応が疫病を収束に向わせた。もし、原因究明にこだわっていたら(原因はコレラ)、さらに死者は増えていただろう。
       警察活動は、必ずしも原因の究明を待ってから事案に対応するものばかりではない。県民の安全・安心の実現という目的に向け、原因が分らなくても目の前で発生している事態に一生懸命に取り組むことが大切で、警察活動とはそういう仕事であるということを胸に刻んでもらいたい。

      決裁事項

      1. 公安委員会定例会議の会議録について
         総務室から、令和2年第2回公安委員会定例会議の会議録について伺いがあり了承した。
      2. 公文書公開請求に係る回答について
         総務室から、公文書公開請求に係る回答及び請求者に対する通知について伺いがあり了承した。
      3. 監査結果に係る改善措置報告について
         警務部から、平成30年度予算執行等の監査結果に対する地方自治法第199条第12項の規定に基づく措置報告について伺いがあり了承した。
      4. 審査請求の裁決について
         交通部から、道路交通法違反に係る不利益処分の審査請求に対する裁決等について伺いがあり了承した。
      5. 公安委員会規則の一部改正について
         交通部から、愛媛県自動車運転適性検査所の設置および運営に関する規則及び認知機能検査員講習の実施に関する規則の一部改正について伺いがあり了承した。
      6. 運転免許の行政処分に係る意見の聴取・聴聞について
         交通部から、運転免許の行政処分に係る意見の聴取及び聴聞結果について報告があり、審議の結果29件の行政処分の決定について伺いがあり了承した。

      報告事項

      1. 令和元年度第2回警察署協議会の開催状況について
         総務室長から、令和元年度第2回警察署協議会の開催状況について報告があった。
      2. スポーツ文教警察委員会の開催結果について
         総務室長から、県議会閉会中のスポーツ文教警察委員会の開催状況について報告があった。
      3. 特殊詐欺の現状と抑止対策について
         生活安全部長から、令和元年中の特殊詐欺の現状と抑止対策について報告があった。
         委員から、
         抑止対策には、高齢者のみならず、怖さを知らない若い世代に対しても行う必要がある。
        との発言があった。
      4. サイバー犯罪の現状と今後の対策について
         生活安全部長から、令和元年中のサイバー犯罪の現状と今後の対策にいて報告があった。
      5. 適正捜査の推進について
         刑事部長から、適正捜査の推進について報告があった。
         委員から、
         職員一人一人に適正捜査の意識が身につくように、対策に基づいた指導教養等を繰り返し進めていただきたい。
        との発言があった。
      6. 可搬式速度違反自動取締装置の運用状況について
         交通部長から、可搬式速度違反自動取締装置の運用状況について報告があった。
      7. プローブ情報を活用した先制的な横断歩道の交通安全対策について
         交通部長から、プローブ情報を活用した先制的な横断歩道の交通安全対策について報告があった。
      8. 官製談合防止法違反等被疑事件の検挙について
         刑事部から、官製談合防止法違反等被疑事件の検挙について報告があった。

      その他

      1. 委員から、「自転車の安全利用に向けたヘルメット着用の促進」、「あおり運転の根絶」、「松山市を中心とした繁華街対策の推進」以上3点について積極的に取組むよう発言があった。

      公安委員会定例会議(第2回)の開催状況

      1. 日 時
        令和2年1月22日(水)
        午後1時30分 〜 午後5時00分

      2. 出席者 曽我部委員長、増田委員、渡部委員
        本部長、総務室長、警務部長、首席監察官、生活安全部長、刑事部長、交通部参事官、警備部長、警察学校長、情報通信部長、総務課長

      3. 議事の概要

      渡部委員説示

       松山城を背景に行われた愛媛県警察の観閲式に出席いたしました。指揮官の統制の下、職員一人一人の気迫溢れる力強さに加え、部隊の一員としての役割を果たそうとする献身的な姿は、今年一年の活躍を期待させるものでした。
       さて、本年は“ねずみ年”ですので“ねずみ”にまつわる話をさせていただきます。皆さんは、“大きなカブ”というロシア童話をご存知ですか。“うんとこしょ。どっこいしょ。それでもカブは抜けません。”のフレーズが有名で、大人や子供、犬や猫、最後は小さな“ねずみ”が加わり、みんなで大きなカブを抜こうと奮闘する話です。この話のすばらしいところは、最後に小さな“ねずみ”が加わり、その力を合わせたことで、やっと、大きなカブが抜けたことで、すなわち、大きな力の大人も小さな力の“ねずみ”もそれぞれ役割があり、すべての力を集結させることが重要であるということです。
       県民の安全・安心を担う県警組織においても、すべての職員の力を集結させれば、大きな力が発揮できるはずです。知識や経験の浅い若い職員の力を疎かにせず、職員皆が同じ目標に向け力を合わせ県民の信頼にこたえることができるよう、本年のチーム県警の活躍を期待しています。

      決裁事項

      1. 公安委員会定例会議の会議録について
         総務室から、令和2年第1回公安委員会定例会議の会議録について伺いがあり了承した。
      2. 警察署協議会委員委嘱等について
         総務室から、警察署協議会委員の委嘱及び委嘱状の交付について伺いがあり了承した。
      3. 公文書公開請求に係る回答について
         総務室から、公文書公開請求に係る回答及び請求者に対する通知について伺いがあり了承した。
      4. 愛媛県警察本部組織条例の一部改正について
         警務部から、愛媛県警察本部組織条例の一部改正について伺いがあり了承した。
      5. 高知県公安委員会との協定の一部改正について
         警務部から、県境付近の区域における事案を処理するための愛媛県警察と高知県警察との権限行使に関する協定の一部改正について伺いがあり了承した。
      6. 審査請求の申し立て等について
         警務部から、審査請求の申し立て及び総括審理官等の指名について伺いがあり了承した。
      7. 愛媛県迷惑行為防止条例の一部改正について
         生活安全部から、愛媛県迷惑行為防止条例の一部改正について伺いがあり了承した。
      8. 愛媛県警察関係事務手数料条例の一部改正について
         生活安全部から、愛媛県警察関係事務手数料条例の一部を改正する条例について伺いがあり了承した。
      9. 公安委員会表彰について
         交通部から、公安委員会表彰(感謝状)の決定について伺いがあり了承した。
      10. 愛媛県公安委員会公印規程の一部改正について
         交通部から、愛媛県公安委員会公印規程の一部を改正する規程について伺いがあり了承した。
      11. 運転免許の行政処分に係る意見の聴取・聴聞について
         交通部から、運転免許の行政処分に係る意見の聴取及び聴聞結果について報告があり、審議の結果15件の行政処分の決定について伺いがあり了承した。

      報告事項

      1. 令和元年度愛媛県警察拳銃射撃競技大会の開催について
         警務部長から、令和元年度愛媛県警察拳銃競技大会の開催について報告があった。
      2. 令和元年度第3四半期の随時監察実施結果について
         首席監察官から、令和元年度第3四半期における随時監察の実施結果等について報告があった。
      3. 令和元年中の刑法犯認知状況等について
         生活安全部長及び刑事部長から、令和元年中の刑法犯の認知、検挙状況等について報告があった。
         委員から、
         自転車盗難の防止を呼びかける“愛錠ロック作戦”など、効果的施策を本年も進めてほしい。
        との発言があった。
      4. 令和元年中の110番通報受理状況について
         生活安全部長から、令和元年中の110番通報の受理状況について報告があった。
      5. サイバーセキュリティセミナーの開催について
         警備部長から、開催予定のサイバーセキュリティセミナーの概要について報告があった。
         委員から、
         大手企業の情報漏えい事案も報道されているが、サイバーセキュリティの重要性をよく認識して、対策を進めてほしい。
        との発言があった。
      6. 令和元年中の機動隊活動概況について
         警備部長から、令和元年中の機動隊活動概況について報告があった。
      7. 苦情の受理及び処理状況について
         総務室から、令和元年中の苦情及び処理状況について報告があった。
      8. 禁止命令の実施について
         生活安全部から、ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく禁止命令及び実施状況について報告があった。

      公安委員会定例会議(第1回)の開催状況

      1. 日 時
        令和2年1月8日(水)
        午後1時45分 〜 午後5時00分

      2. 出席者 曽我部委員長、増田委員、渡部委員
        本部長、総務室長、警務部長、首席監察官、生活安全部長、刑事部長、交通部長、警備部長、警察学校長、情報通信部長、総務課長

      3. 議事の概要

      委員長説示

       年始に、ラクビーを題材としたテレビドラマを見た。昨年のワールドカップでの日本チームの活躍を機に、「ワンチーム」と言う言葉をよく聞くようになった。もともとは、南アフリカ共和国の大統領であったネルソン・マンデラが、ラクビーで国を盛り上げ、一つにまとめようと、この「ワンチーム」という言葉を使ったことから広く知れ渡ったと聞いている。
       ラクビーでは、まず、一人一人に“考えろ、考えろ、そして、考えたことができるように訓練しろ”と教え込み、自分自身で、考える力を引き出すことを大切にした上で、チーム一丸となった場合に大きな力となることを感じた。
       昨年、県警察においては、平成25年から目標に掲げる交通事故死「アンダー50」を達成するなど、大きな成果を上げているが、この成果に満足することなく、昨年の反省を踏まえた上で、職員一人一人が県民の信頼と期待に応えるためには何をすべきかをよく考え、組織全体が「チーム県警」として活躍する年であることを期待している。

      決裁事項

      1. 公安委員会定例会議の会議録について
         総務室から、令和元年第32回公安委員会定例会議の会議録について伺いがあり了承した。
      2. 警察署協議会委員欠員補充候補者の決定について
         総務室から、警察署協議会委員欠員補充候補者の決定について伺いがあり了承した。
      3. 公安委員会宛て苦情申出書に対する回答について
         総務室から、公安委員会宛て苦情申出書に対する回答について伺いがあり了承した。
      4. 警察職員の援助要求について
         警備部から、警察職員の援助要求及び援助要求に対する回答について伺いがあり了承した。

      報告事項

      1. 令和2年春季人事異動日程について
         警務部長から、令和2年春季人事異動日程について報告があった。
      2. 令和元年度総合監察等の実施結果について
         首席監察官から、令和元年度の総合監察等の実施結果について報告があった。
      3. 監察案件に関する報告について
         首席監察官から、監察案件に関する報告があった。
      4. 職業安定法違反等事件検挙について
         生活安全部長から、職業安定法違反等にかかる事件検挙について報告があった。
      5. 令和2年中の交通重大事故抑止対策について
         交通部長から、令和2年中の交通重大事故抑止対策について報告があった。
      6. 道路交通法違反等事件検挙について
         交通部長から、道路交通法違反等(死亡ひき逃げ事件)の発生及び検挙について報告があった。
      7. 警備概況について
         警備部長から、オリンピック聖火リレーに係る警備概況について報告があった。
      8. 初任科生卒業式の実施について
         警察学校長から、初任科生卒業式の実施について報告があった。
      9. 公安委員会宛ての要望について
         総務室から、公安委員会宛ての要望について報告があった。
      10. 禁止命令の実施について
         生活安全部から、ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく禁止命令及び実施状況について報告があった。
      11. 視聴覚教材の作成について
         生活安全部から、職員に対する視聴覚教材の作成について報告があった。
      12. 不利益処分に係る聴聞の実施について
         生活安全部から、店舗型性風俗特殊営業者に対する不利益処分に係る聴聞の実施結果等について報告があった。
      13. 表彰式の実施結果について
         生活安全部から、『第15回IPR「ひろげよう情報モラル・セキュリティコンクール」2019』で行われた表彰式の実施結果について報告があった。

      その他

      1. 本部長から、「昨年の交通事故死や刑法犯認知件数抑止目標の達成に安堵することなく、さらなる抑止に向け、まだやるべき対策があると認識している。職員一人一人が昨年の反省点を自覚した上で、何をやるべきかを考えて行動できるよう、チーム県警として、県民の期待に応えていきたい。県警を管理する公安委員会には、引き続きアドバイスをお願いいたしたい。」との発言があった。